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三十路男一人旅、パリコレ時のパリのここだけ押さえとけなぶらつき方 ⑤ まとめ


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④はこちらか画像をクリック


前回は世界的にも有名なルーヴル美術館で名画や彫刻などを鑑賞した。展示されている美術品の知名度も高い為、沢山の人が訪れており人ごみの中の移動に苦労した。

さて今回は先述のルーヴル美術館のように人が沢山押し寄せるような美術館ではありませんが、著名な芸術家たちの美術品をゆったりじっくり鑑賞できる穴場の美術館を紹介しよう。

シャンゼリゼ大通りを下った先のセーヌ川のほとりにある プティ パレ(小宮殿)です。なんと入館料が無料。

ここに展示されているモネの絵画を目当てに訪れましたが。

また、美術館メインの記事で紹介できなかったパリの街並みや今回の滞在でかかった費用の概算を書いていきます。

ぺティ パレ
営業時間
火水木金土日 10:00−18:00
休館日:毎週月、祝日
入館料:無料(特別展は有料)

入場料はなんと無料なので、セキュリティを通過するだけで入館できる。

館内はそこまで広くなく、オランジュリー美術館と同等の広さに感じた。人も少なく、空調もしっかり効いているので快適に歩いて回れる。

宮殿なので、展示されている絵画や、彫刻以外にも天井や壁の装飾自体が大変芸術的で目を瞠ります。

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モネの「ラヴァクールの日没・冬の効果」

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マルモッタンモネ美術館にあった「印象・日の出」の対になるような日没の情景を描いた作品。

この美術館も筆のタッチやディテールが見えるくらい作品に近づいて鑑賞ができる。

海に沈みゆく夕日を表現する色の絶妙さが美しい。

寒色をうっすらと混ぜてある海と空の暗い色合いにヨーロッパの長い冬の寒さや物悲しさを感じる。

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また、日本でも最近人気になりつつあるピエール・ボナールが、晩年期に手掛けた作品類も展示されている。

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奥のホールや地下には彫刻が展示されていた。

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他の美術館のように目玉になるような作品は無いかもしれないが、無料で入れて来客数も少なく空調も効いているので、観光地の喧噪に疲れた時に休憩も兼ねてゆっくり過ごすのにいいと思う。

僕はモネの「ラヴァクールの日没・冬の効果」を目当てに訪れたが、この宮殿自体の厳かな雰囲気や調度品の美しさにも目を奪われ、訪れてよかったと思った。

外の庭にはチャーチル元英国首相の像が立っている。

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パリの街並み

細くうねった道が多いヨーロッパらしい街並みの中に、壁と窓枠の色使いなどにパリらしいオシャレな雰囲気を感じる事ができる。

やわらかい色合いにペイントされている家が多い。

セーヌ川に浮かぶ島、シテ島はまた独特な雰囲気があるように感じた。

残念ながらノートルダム大聖堂は修繕中で入れないが、見事なゴシック建築を外から眺める事はできる。

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また、セーヌ川の水の透明度の高さに驚いた。いつも濁ってるイメージしかなかったが、ヨーロッパのいろいろな都市を訪れてきて、どの町も中心に川が流れている街が多いが、こんなに青く透き通った水が流れている街は初めてです。(ヴェネチアもまあまあかな…)

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街の至る所にレンタルの電動自転車や電動キックボードがあり、アプリをダウンロードすれば気軽に使う事ができる。

僕も、キックボードを借りてホテルからオルセー美術館まで走ってみました。

最初は時速20kmのスピードで車道を走る事にびくびくしましたが、慣れればとても便利。

料金は結構割高ですが、自動車に乗るよりもエコ、という事らしい。街中で乗り捨てできるのも大変便利なポイントです。

ただ、パリのドライバーは運転が結構荒いのです。彼らと一緒に車道を走るのに慣れるにはもうちょっと時間が必要だなと感じた。

(詳しくはこの過去記事を参照に)

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費用の概算

航空券:ユーロスター100ユーロ程度
ホテル:5泊分334.15ユーロ(1泊あたり66.83ユーロ)朝食込み
パリ・ガール・デュ・ノール駅近くの安いホテルを予約した。

1人旅ですがホステルやドミトリーは苦手なので、いつも個室を予約するようにしている。

朝食はクロワッサンなどパンの詰め合わせ。パリで食べるクロワッサンは今のところ世界で1番おいしいクロワッサンだと思う。

食事:150ユーロ

1人旅なのでレストランで食事などはあまりしていません。スーパーなどでサラダやランチボックスを買ってみたり、カフェやパストリーでパンを買ってみたりしてました。

特にパストリーがおすすめで、フランスのパンや焼き菓子はどれもとてもおいしくて感動した。甘党の方にはアンジェリーナのモンブランもおすすめだ。

昔は日本にも店舗があり大好きだったが、いつの間にか撤退してしまったようだ。

本場のモンブランはとても味わい深くてぺろりと平らげてしまった。

パリ内にいくつか店舗があるようです。


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交通費:16.9ユーロ

バス、電車、地下鉄全てに使えるチケットがあり、1枚1.9ユーロで1回に1枚ずつ使う。

10枚まとめて16.9ユーロでも販売している。

親指サイズの厚紙のチケットで、乗車時に日時を打刻して使用。

パリは小さい街なので、結構徒歩で周れる。

移動距離が長い時のみバスや地下鉄を利用しました。


入館料など:50ユーロ
お土産:100ユーロ
合計:751.05ユーロ


日本円で90,126円(1ユーロ=120円)程度です。

決してラグジュアリーな旅ではないけれど、10万円あればパリで1週間程遊べる。

確かに、しかしながらパリコレの時はホテルが高い。これは間違いない。


重い荷物を持って移動するのが嫌だったのでユーロスターの駅に近いホテルを予約したが、立地が主要な観光地から遠く、観光の行かえりに時間がかかってしまったのが課題点だった。


どうでしたでしょうか。


三十路男一人旅、パリコレ時のパリのここだけ押さえとけなぶらつき方


美術館巡りを中心にしたのですが、如何せん展示会がチュイルリーなので、そこ中心に回っていました。

なので、パリコレの時に少し間を抜けて行ける範囲でまとめてみました。

なかなかいきまくってるパリなので、なかなか文章にまとめるのが大変でしたが、少しまとまったかと思います。


パリ、いいですよ。

街汚いですけど。

では。

Bisei


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