metamorphose 森川あや

企業のブランディングを、30年近く職業としてきました。パーパス開発や浸透、事業ブランド…

metamorphose 森川あや

企業のブランディングを、30年近く職業としてきました。パーパス開発や浸透、事業ブランドの創造など。人類史上まれに見る乱世、変わらないものに明日はないと思っています。真実を見極め、先を見透す。新しい時代を創造するビジネスパーソンの方へ、共に手探りで新しい世界を築いていきましょう。

マガジン

  • ブランディング徒然草

    つれづれなるまゝに、日くらしパソコンに向かひて、心にうつりゆくブランディングのよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。 苦しくはならないけれど、気になったトピックスを綴っていこうと思います。

  • TRUTH QUEST 真実の探究

    真実を知らずに死んでいくのなんて嫌だ、と子供の頃から思って生きてきました。すると、世の中には探究のしがいがある引っかけ問題が沢山あることに気づき、少しづつ解読も進んできました。 人は、食べて寝て出して遊んで子孫を残して思い出作りして...を繰り返すだけの存在ではないはずだ、というのが出発点です。 それは、自分自身の生業である企業使命を考える仕事から、個人使命の探究(PURPOSE QUEST)が大切だという思いにもつながり、また、それらの立脚点を間違えないようにするためにも、まずは真実を知ることが第一歩だと考えています。 解読済・解読中・一旦保留...いろんな情報がありますが、共に真実を探究していきましょう。

  • インナーブランディング

    ブランディングの中でも最近注目され、需要も大きくなっているのがインナーブランディングの領域です。不確実性が高い市場の中で、最も確実性が高い戦略的投資が社員のエンゲージメントを高めること。そのためには心理的安全性を高め、社内に非公式ネットワークを構築することがポイントだと考えます。そのためのフレームワークや考え方、実践事例などをご紹介していきます。

  • ブランディング事例

    過去のブランディングを行なった事例を、エピソード的にまとめています。対象のブランドをはっきりとはお伝えできないのですが、出来るだけ参考になるようなエピソードに焦点を当ててお伝えしようと思っています。 どのプロジェクトも思い出深いものばかり。忘れないうちに書き記していこうと思います。

  • ネーミングの良し悪し

    ネーミングはブランドの始まりというほど、大切なものです。しかし世間では意外と語られていないことから、情報収集に苦労もしてきました。これまでの経験で得たネーミングについてのあれこれを、語っていきます。その良し悪しのコツや、日常で目にするネーミングについての所感など。

最近の記事

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ブランディング一筋30年

初めまして。森川あやと言います。 かれこれ30年近く、ブランディングという職業を続けてきました。あまりに楽しく、関わる人がハッピーになり、そして世の中さえも変えていける幸せな仕事だと思っています。 私は高校に入る時に一度デザインの道を目指そうとしましたが、見学に行った当時は油絵科と彫刻科しかなく、全身絵の具だらけか、真っ白な先輩たちにおののいて、また自分にはそこまで才能と覚悟がないと諦め、普通科へと進みました。その時から、この道は諦めたんだからビジネスの道へまっしぐら!で

    • 会社は車、パーパスは目的地、お金は燃料

      久しぶりの投稿となりました。とても忙しくしていたのですが、リアルタイムの仕事のことは記事になかなか書けません💦。いつか了解を得て書きたいと思いますが、少し落ち着いてきたので、投稿を再開したいと思います。 まずは、心に響いたブランディングネタを。いつも素晴らしいトピックスを紹介してくださるbtrax CEOのBrandonさんのX(Twitter)投稿から。 この動画は、ブランディングに興味がある方には是非見ていただきたいです。関係ない人でも、ぜひ。 パーパスとは目的地で

      • 新しい時代を創る第三世代チルドレン✨

        なんて美しい声、話し方、表情、波長、存在でしょう。 「はい、僕はマックス、職業は物理学者、発明家、アントレプレナー、なんていうか、チェンジメーカーかな。歳は13才、世界を変えられると思うよ。既に沢山の発明をしたし、特にそこかしこにあるエナジーを電気に変える仕組みとか。」 ぜひ、聴いてみてください。英語がわからなくても波長を感じるだけでも感動します。私たちの役割は、この第3世代の子供たちが順調に育って、素直に能力を発揮できる環境を整えることしかないですね。生まれてきてくれて

        • 食品添加物に気をつけよう:許認可添加物アメリカ=133 / 日本=1,500

           私は緩めの健康オタクなのですが、コンビニやスーパーでは全ての食品の裏を確認して買うか買わないか決めています。結果、買えないものがほとんどなのですが…。 なぜかと言うと、日本の食品は添加物がてんこ盛りだからです。冒頭の写真はTwitterの「添加物・農薬の闇を暴く」さんからお借りしました。とても勉強になるアカウントですので、フォローをお勧めいたします。 日本では人気でロングセラーのお菓子ばかりですが、アメリカで売られる際にタバコのように警告文が追加されています。「この商品

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        • ブランディング徒然草
          8本
        • TRUTH QUEST 真実の探究
          8本
        • インナーブランディング
          7本
        • ブランディング事例
          4本
        • ネーミングの良し悪し
          2本

        記事

          海外SNSで数千万回再生の動画【国際コロナサミット】 及川幸久さんのYouTubeから

          「パンデミックは1965年から始まった」という刺激的なタイトルですが、内容はもっと衝撃的です。以下、及川さんのTwitterからも転載させていただきます。あえて私からの解説は付け加えませんが、ぜひ読んでいただきたい、観ていただきたい内容です。 以下、転載: 数千万回再生の国際コロナ・サミットの動画についてYouTubeで解説しました: コロナウイルスは自然発生ではなく人工物と、すでに知られているが、その開発が1965年から始まっていた事実は知られていない。 これは

          海外SNSで数千万回再生の動画【国際コロナサミット】 及川幸久さんのYouTubeから

          よく聞かれる「パーパス」と「ビジョン」の違いとは? 組織を動かすエンジン🔥としての言葉が大切

          企業理念を開発するお仕事を長年やっているわけですが、昔は普通に「ビジョン・ミッション・バリュー」と言っていたのですよね。そして私が始めたころは「ビジョン」というワードさえ新しくて、「経営理念とは何が違うのですか?」という質問が主流だったのです。時代を感じます、笑 パーパスの台頭 ここ10年くらいでしょうか。「ビジョン」に変わって「パーパス」というワードが主流になりました。DBHRで「パーパス経営」的な号が出てきてから徐々に流行り出した感がありますが、当時は「むむ?何が違う

          よく聞かれる「パーパス」と「ビジョン」の違いとは? 組織を動かすエンジン🔥としての言葉が大切

          【最後に動画あり】白熱したアマナのインナーブランディングイベントとプロジェクト継続に向けた課題

          創業40周年を迎える日本最大の制作会社アマナで、創業以来の理念再開発や社員活性化を目的としたインナーブランディングを数年に亘って支援させていただきました。この事例に加えて、これまでの経験の中から導き出された考え方をまとめた記事をご紹介していきます。 過去に書いた記事のアーカイブで恐縮ですが、シリーズにてご紹介していきます。今回は7回目の記事です。 1. 理念浸透5つのステップ 2. 企業理念の健康診断 3. 社員を巻き込む体制づくり 4. 自分ごとを生むワークショップ 5

          【最後に動画あり】白熱したアマナのインナーブランディングイベントとプロジェクト継続に向けた課題

          40周年の節目に70名の社員が集結。アマナの次の時代をつくるインナーブランディングプロジェクト

          創業40周年を迎える日本最大の制作会社アマナで、創業以来の理念再開発や社員活性化を目的としたインナーブランディングを数年に亘って支援させていただきました。この事例に加えて、これまでの経験の中から導き出された考え方をまとめた記事をご紹介していきます。 過去に書いた記事のアーカイブで恐縮ですが、シリーズにてご紹介していきます。今回は6回目の記事です。 1. 理念浸透5つのステップ 2. 企業理念の健康診断 3. 社員を巻き込む体制づくり 4. 自分ごとを生むワークショップ 5

          40周年の節目に70名の社員が集結。アマナの次の時代をつくるインナーブランディングプロジェクト

          インナーブランディングの取り組みを社内に定着させるには?

          創業40周年を迎える日本最大の制作会社アマナで、創業以来の理念再開発や社員活性化を目的としたインナーブランディングを数年に亘って支援させていただきました。この事例に加えて、これまでの経験の中から導き出された考え方をまとめた記事をご紹介していきます。 過去に書いた記事のアーカイブで恐縮ですが、シリーズにてご紹介していきます。今回は5回目の記事です。 1. 理念浸透5つのステップ 2. 企業理念の健康診断 3. 社員を巻き込む体制づくり 4. 自分ごとを生むワークショップ 5

          インナーブランディングの取り組みを社内に定着させるには?

          社員の“自分ごと”を生むインナーブランディングのワークショップ

          創業40周年を迎える日本最大の制作会社アマナで、創業以来の理念再開発や社員活性化を目的としたインナーブランディングを数年に亘って支援させていただきました。この事例に加えて、これまでの経験の中から導き出された考え方をまとめた記事をご紹介していきます。 過去に書いた記事のアーカイブで恐縮ですが、シリーズにてご紹介していきます。今回は4回目の記事です。 1. 理念浸透5つのステップ 2. 企業理念の健康診断 3. 社員を巻き込む体制づくり 4. 自分ごとを生むワークショップ 5

          社員の“自分ごと”を生むインナーブランディングのワークショップ

          インナーブランディングの社員を巻き込む体制づくり

          創業40周年を迎える日本最大の制作会社アマナで、創業以来の理念再開発や社員活性化を目的としたインナーブランディングを数年に亘って支援させていただきました。この事例に加えて、これまでの経験の中から導き出された考え方をまとめた記事をご紹介していきます。 過去に書いた記事のアーカイブで恐縮ですが、シリーズにてご紹介していきます。今回は3回目の記事です。 1. 理念浸透5つのステップ 2. 企業理念の健康診断 3. 社員を巻き込む体制づくり 4. 自分ごとを生むワークショップ 5

          インナーブランディングの社員を巻き込む体制づくり

          インナーブランディングの前に企業の“健康診断”を。効果的に施策を進めよう

          創業40周年を迎える日本最大の制作会社アマナで、創業以来の理念再開発や社員活性化を目的としたインナーブランディングを数年に亘って支援させていただきました。この事例に加えて、これまでの経験の中から導き出された考え方をまとめた記事をご紹介していきます。 過去に書いた記事のアーカイブで恐縮ですが、シリーズにてご紹介していきます。今回は2回目の記事です。 1. 理念浸透5つのステップ 2. 企業理念の健康診断 3. 社員を巻き込む体制づくり 4. 自分ごとを生むワークショップ 5

          インナーブランディングの前に企業の“健康診断”を。効果的に施策を進めよう

          インナーブランディングの進め方:理念浸透5つのステップ

          創業40周年を迎える日本最大の制作会社アマナで、創業以来の理念再開発や社員活性化を目的としたインナーブランディングを数年に亘って支援させていただきました。この事例に加えて、これまでの経験の中から導き出された考え方をまとめた記事をご紹介していきます。 過去に書いた記事のアーカイブで恐縮ですが、シリーズにてご紹介していきます。今回は1回目の記事です。 1. 理念浸透5つのステップ 2. 企業理念の健康診断 3. 社員を巻き込む体制づくり 4. 自分ごとを生むワークショップ 5

          インナーブランディングの進め方:理念浸透5つのステップ

          200年以上の老舗企業が世界シェアの65%を占める日本、すごいな

          日本について私が好きなことの一つに、老舗企業の数が世界一だということがあります。これは意外に知らない方も多く、お知らせすると驚かれる方もいるので書いておこうと思います。 まずは、とても驚くとともにロマンを感じてしまうのが何と1,000年以上続く企業が7社もあるということです! 一番古いのが「金剛組」で、神社仏閣を専門とした建設会社ですね。その他には生花・茶道、旅館、宗教用具、清酒などが10位までを占めており、まさに「ええじゃないか!ええじゃないか!」と全国から集まってきた

          200年以上の老舗企業が世界シェアの65%を占める日本、すごいな

          どんどん個性が無くなり、ゴシック体化する有名ブランドのロゴと、その理由

          今朝見ていたTwitterで、「確かに」と思うものがありました。 その元記事はこちらです。 その主な内容と、最後に私の思うところを書いていきたいと思います。 ここ最近、有名ブランドのロゴが次々とSans Serif(サンセリフ)体に変わっていき、元々あった個性やカラーまでもが無くなっていると言うものでした。また、その動きはファッションブランドから始まり、テック系企業へ波及しているとのこと。 そう言われてみれば、その通り。なんとなくロゴが洗練されたなくらいにしか思っていな

          どんどん個性が無くなり、ゴシック体化する有名ブランドのロゴと、その理由

          社長の動かし方:社長のアンテナになろう

          社内でいろいろと検討して、最終関門は社長ってことは多々ありますよね。でも過去の傾向から、これって絶対無理だよね…と諦めちゃうケースも同じく多いんだろうと思います。 私がコンサルタントとしてクライアント企業に入る時は、先方もプロジェクト意識で「変わること前提」なので、まだお話が通りやすいタイミングだろうと思うのですね。 それでも、社長や経営ボードからの想いも託されているし、現場メンバーの想いも吸収して自分の中に溜まっているし、両者の想いを結集して落としどころを探りながら、や

          社長の動かし方:社長のアンテナになろう