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あなたの一言でこれだけ違いを見せる?!努力と成長にアクセス(注目)するメッセージ


「ほめる」って言葉について私が初めて触れたのは・・・・
SFA(ソリューションフォーカストアプローチ)と出会ったとき。

このアプローチの技法にコンプリメントというのがある。
当時??日本語に訳されたとき、「ほめる・ねぎらう」と教わった。

当時どうも私的にはほめるよりもねぎらう方がしっくりするので・・・
ただ誤解されないように・・ここでのほめるは・・・・
私的には・・・マインドセットで言うところの努力を認めたりその努力をほめるという部分だと考えている。ただ習う過程で‥‥ある事を知って、
そもそもなぜ??ほめるのか?ねぎらうのか??認めるのか・・

このそもそもということが大切だということを痛感していった。


さて今回の少しだけになりますが割愛しながら・・・
続きをご紹介していきます。
前回の内容がわからない方は
こちらをまず読んでからをお勧めいたします。

第7章 教育 マインドセットを培う(P257)
努力と成長に注目したメッセージを送ろうより

子どもが何か素晴らしいことしても、ほめてはいけないのだろうか。
ほめたい気持ちをふっと抑えなければいけないのだろうか。
そんなことはない。

ある種のほめかたー知的能力や才能をめでるほめ方ーだけは避けた方がい。
自分がどれぐらい頑張ったかではなく、
自分の頭の良さや才能が自慢なんだ、
と子供に思わせるようなほめ方はやめよう。


しなやかな観点に立ったほめ方はいくらでもある。
うまい方法え粘り強く勉強や練習を重ねて何かを成し遂げたことをほめればいい。また、問いかけの仕方を工夫すれば、子供の努力や選択を評価する気持ち伝えられることができる。

「今日はずいぶん長い時間、一生懸命に宿題をやっていたな。集中して終わらせることができてえらいぞ」

「この絵、きれいないろをとてもたくさん使って描いたのね。色の使い方のことをはなしてくれるかなぁ?」

「この作文には自分の考えがたくさん書いてあるね。シェークスピアが別の角度から見えてくるようだね」

「心を込めて弾いてくれて、本当に嬉しいはわ。ピアノを弾いているときってどんな気分?」


最近知って興味をそそられたのが、
子どもの研究に生涯をささげたハイム・ギノットもやはり、

ほめるときは、子ども自身の特性をではなく、
努力して成し遂げたことをほめるべきだ

という結論に達している。



ところで
わが子をほめるときは、しなやかな観点に立ってほめた言葉を心掛けているのに、よその子を批評するときの言い方で、それを台無しにしている者もいる。

我が子の目の前で友達だちのことを
「生まれつき失敗者」
「天才児」
「頭の足りないおばかさん」
などと評する親たちである。

自分の親がよその子にコチコチの評価を下すのを聞かされていると
その子にも硬直マインドセットが伝染してしまう。
そして、こう思わずにはいられなくなる。
次は自分の番か。

教師もやはり、こうした点に注意する必要がある。

私たちはある実験をおこなった。
数学の授業中、生徒たちに、偉大な数学者の業績と生涯について話して聞かせた。半数の生徒には、その数学者たちはやすやすと数学上の発見をした天才だと紹介した。
すると、それだけで生徒たちは、硬直マインドセットになってしまった。
次のようなメッセージが伝わったのである。
「生まれつき数学的能力の優れている人は、なんでも簡単にできてしまう。
そもそもきみたちとは違うのだ。」

残りの半数には、その数学者たちは情熱をかけて数学に取り組んだ末に
偉大な発見をした人たちだと紹介した。
すると
生徒たちのマインドセットはしなやかになった。
技能をみがき、なにかをなしとめることができる。
おとなが何気なく発したことあから、
こうしたメッセージを嗅ぎ取る子供たちの敏感さにはまったく驚かされる。

ほめ方についてもうひとつ付け加えたいことがある。
子どもに
「あら、すいぶんはやくできたのね」
「まぁ、ひとつもまちがえなかったじゃない」というと、
どのようなメッセージが伝わるだろうか。
親はスピードや完璧さを高く評価している
というメッセージである。
けれども
スピートや完璧さは、難しいことに挑戦する場合の敵。
こういうほめ方をすると
「すばやく完璧にできれば賢いと思われるのなら、難しいことには手を出すまい」と思うようになる。
ならどうぢたらいいのだろうか??
そういう時は私ならば
「あら、かんたんすぎたようね。時間を無駄にさせちゃったわ。今度はもっと実にあるものをやりましょう」と。


次回につづく

今回はいかがでしたか・??
今回はたぶん技術的な部分・・・どこをどのようにどんな感じで・・・ほめるといいのか??ほめるって・??簡単ではないことがわかってきたかと思います。なんでもやたらにほめればいいってことではないことがすこしだけでもわかってきますよね。

親や上司やもしくは先輩や・・・逆もしかりですが、
影響を与える人の言葉やコミュニケーションは・・・
それを与えられた側への影響力はおおきい。

さて
私的には子供は親の期待や親の気持ちに貢献したいって考えてしまう部分があったりします。簡単にったら装ってしまう。
親のイメージする自分に装うように努力してしまうと・・・その人本来の良さを引き出すことは難しくなります。
これは子供だけの話ではありません。

上記は子供を対象に書かれていますが・・・
私としては子供だけに限らず大人も・・もしくは特定な関係・・・
誰かを支援や援助するときも例えば親の介護の際も・・・
私たちはどちらかといえば結果ばかりを見ていないでしょうか???
スピートや完璧にできている状況や・・・
ですので・・・一度思考を整理するためにも
努力している部分をみる練習をしてみてはいかがですか???
ただ、ここで注意点があるとするならば、
あなたから見た・・・努力しているという意味や努力の度合いではなく
当人から考えられる・・・みる努力ということを考えられてみられるか??

たとえばあなたからしたら・・・努力に見えないことでも
当人からしたら相当に努力しているってことがあったりします。

ほめる基準はあなたを基準にしてほめるのではなく・・・
当人を基準にしてその人の努力や過程それによって成し遂げられたことについてフォーカスする。

人は知らず知らずに自分の軸で評価をしていたりしていますが、
実はそれはあまり意味がないことだったりもします笑。

今回の文章には‥いろんな例文が参考になるかと思います。
さて最後に私的にですが・・・・
ここで書かれているような視点で当人をほめた時に
当人が見せる仕草や顔の表情についてもちゃんと見てみてください。
たぶん、素敵な表情をしているかと思います。




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