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シベリア鉄道でロシア大陸を横断して、いろんな街でいろんな人と話してみた

このnoteは、ロシア人ジャーナリストのマリーナと、オーストリア人写真家ゲオルグ、そしてマリーナの親友アニュタの3人が、2018年の夏に1ヵ月に渡りシベリア鉄道に乗ってロシア各地をまわり、いろんな人に会って話をした記録をまとめたものです。プロジェクト名は「Место47」。Местоとは"Place"すなわち"場所"を意味するロシア語です。Место47は「47番シート」という意味になります。シベリア鉄道の3人の隣の席は47番シートでした。その席にやってくる旅人はどんな人だろう。停車する駅ごとに彼らはわくわくして待っていたそうです。

西はロシアの首都、モスクワから出発した彼らは、最終駅の極東ウラジオストクまで、さまざまな町で途中下車し、たくさんの人と出会いました。彼らが出会ったのは有名でもなければ、お金持ちでもない「ふつう」のロシア人です。タクシー運転手、大統領のそっくりさん、障害を持つ子の母親、差別に苦しむLGBTのティーンエイジャー、極寒のシベリアで働く鉱夫、女性警察官、まるで中世の世界から飛び出してきたような女性レース編み職人。名もなき人々の声はどんなメディアの情報よりも鮮やかにロシアの現状を映し出します。

この記事を翻訳している中の人は、ロシア在住7年目の日本人です。あるニュースサイトで彼らのプロジェクトを知り、連絡を取って記事の翻訳を申し出ました。この記事がきっかけとなり、少しでもみなさんにロシアを身近に感じてもらえれば、この国の人びとを愛する者として望外のよろこびです。では、これからみなさんをロシア全国へお連れしたいと思います。

追伸:公式サイト(英語・ロシア語)ではシベリア鉄道の車内の様子を収めたフォトアルバムやnote未公開の記事もご覧いただけます。また英語でのポッドキャストも展開していますのでぜひチェックしてみてください!

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