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お母さんになるという事

18年前 私はお母さんになった。
その日のことはなぜだか覚えているものだなと。
帝王切開だった私は この時間は 入れ替わり立ち替わりと看護師さんや先生が部屋へ来て 午後1の手術の準備をして待っていた。 不安な気持ちでいっぱいだった事は今でも忘れない。

そこからがスタートをきるというのか 私だけの生活ではなくなり 自分のことは置いといて とにかく次から次へとやる事がある日々が始まった。 
手術の次の日 術後につけられていたあらゆる装置が外された瞬間から 起き上がることすらやっと ましてや歩くようにと先生に言われ 新生児室にいる娘を見に行ったり来たり その合間に授乳にも呼ばれる 
ご飯が運ばれてくる時間が近づくととりあえず 動き出さないとみなさんとの食事のタイミングに合わず😅 シャワーの時はとにかくドキドキ。

退院してからは わからない事ばかりのなか日々駆け抜けた。
母乳が全く出ないこともわかり ミルクに切り替えたものの 母乳が出ない事に対しての心ない言葉もよく受けた。

そんな凸凹スタートの私ではあったが いつも一緒に奮闘してくれてたのは 先代コーギー犬のダブィー

あっという間でもあったけど なんとかここまでやってきた。

18歳を迎える娘に ファーストフレグランスをプレゼントした。


お母さんにできる事ってのは 
大人になっていくサポートだけなんじゃないかなと思っている。

娘が失恋した時は 話をきいたり
初めてブラジャーを買う時も ちゃんと測ってもらい試着 身体に合うものを身につけ方を伝えた。
今回のフレグランスも 興味を持ったのであればちゃんと香りを選ぶ事からやってみた
そして 香りを纏いかたも私の知っている事は伝えた。こんな感じで私が経験してきた事失敗した事もうまくいった事も含め 娘には伝えた。

先日、娘のお友達からメイクの仕方を教えてほしいと言われたので 基本のところだけ教えたのだけど
『お母さんは何も教えてくれない』と話していた事がとても氣になった。それはお母さんの立場や氣持ちも少なからずわかるし、私も経験している事だから。
『教えないのじゃなくて お母さんにもわからない事や苦手な事もあるんだよ😅きっとメイク以外のことでたくさん大切なことを教えてくれてるはずだよ』と話した。

下着の買い方を 娘がお友達に同行し教えた事もあった。 
その時に娘がしたことは私が娘にした事だった。

逆の経験もある。お友達のお母さんに 私が苦手であった部分やできなかったことを補ってもらったこともたくさんある。

直接でなくても 伝えていく事が 私たちお母さんや女性の役割なのかもしれない。
どれにも共通する事は 

しあわせになるということとは何か


それを経験を通して次世代へと伝えていくということなのだろな
ここに性別などは関係なくなってくる。

育児真っ只中というお母さんたちも多いと思う。
悩んだり落ち込んだりイライラもするだろうし 喜んだりと一喜一憂しながら日々過ごしているだろうとわかる。
完璧にと思うことはない 

自分の思う大切なことを伝えるだけで良い

そんな事を思います。

自分を生きる事 自分を大切にする事
そのために お母さんはどんな事を経験してやってきたのかを。
そして お母さん自身も 自分を大切に生きる。
時には 子供と昼寝してのんびりしたって良いしこっそりアイスクリーム食べても良いのです。

YUKIKO

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