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MERYが媒体資料をここまでこだわってつくるワケ

先週、SNS上でこんなバズが……

おかげさまで、バズとともに媒体資料のダウンロードやお問い合わせがすごい勢いで増えていき、社内はびっくり&嬉しい限りです。。
MERYの媒体資料を手に取っていただき、ありがとうございます!

今回のnoteでは、「わかりやすい!」「きれいすぎる」と反響をいただいた媒体資料作成の裏側、そこに込められたMERYの異常なまでの熱量とこだわりを初公開したいと思います!
※デザインのテクニックというより骨組みや進め方のお話がメインです。

そもそも「媒体資料」って…?

広告枠を持っているメディアの、ユーザーデータ、広告メニュー、出稿料金、規定などがひとまとめになった資料のこと。

広告枠を持つメディアならほぼすべてのメディアが作成していると思います。

👇媒体資料のダウンロードといえば!なメディアレーダーさんのまとめページ
https://media-radar.jp/contents/meditsubu/mediasheet1000/

呼び名は「メディアシート」「セールスシート」など様々ですが、MERYでは“BRAND GUIDE”と名付けています。

毎度、熱血なプロジェクトチームを発足

54ページにわたるこの資料。(お、おおい…!でも本当に必要なページしかないんです!)
年に1度の大型リニューアルと四半期に1度のアップデートをおこなっています。今回は大型リニューアル期ということで、準備期間3-4ヵ月、部署横断でチームが組まれ、たくさんのメンバーの協力をいただきました🙇🏻‍♂️

関係者めちゃめちゃおおい…!しかも全員こだわりが強いwそして通常業務とこのプロジェクトは並走しているので、結構なタスク量を抱えていますw
例えばキービジュアルはわざわざ撮影クルーを組んでゼロイチ構想で制作します。MERYの世界観を最高な形で表現するためにこだわりを惜しみません!

1-1,役割り図_BS囲みなしパターン


単刀直入に……

なぜここまで媒体資料に情熱を注ぐのか?!

それは、女の子たちから熱狂的な支持を集めるMERYというサービスと、U-25に届けたい想い・商品がある広告主さま、この2つのブランドをつなげるような存在を目指しているからです。

そのなかで媒体資料は、気持ちを込めた手紙であり、初めましての方への名刺であり、「MERYとなら、どんなことがご一緒できるのか?」をまとめた虎の巻のようなアイテムだと考えています。
実は冒頭で触れた“BRAND GUIDE”というネーミングも、MERYを単なる”媒体”としてとらえるのではなく、「MERYの持つブランド力を活かす」「広告主さまのブランドへの貢献」など……“BRAND”が持つ価値を大切にしたいという気持ちの表れです。

とはいえ、その時その時の"MERYの今"を詰め込んで、メッセージを練り、ビジュアルで表現し、広告メニューを精査し…と、そのプロセスは想像以上の難しさ……
あーでもないこーでもないとひたすらブレストを重ね、しっくりくる言葉が見つかるまでコピーを書き、何度も全体を見直して「メッセージが伝わるか?」を検証します。


「MERYの想いが伝わるため」のこだわりポイント

①利用目的に合わせた伝わりやすさ
世界観は大事にしつつも、あくまでMERYを説明する/理解していただくための資料なので、伝わりやすくまとまったセンテンス、重要な部分を強調したり文字の可読性をあげるなど、セールスシーンで使うことも意識して制作をしています。
(MERY社内ではデザインを“おブスにする”とか、情報は”もっと大味で!”とか独特の指示がなされます…社内デザイナーのバランス力と柔軟さに感謝の気持ちでいっぱいです……)


②webでも紙でも見やすい台割
大きく2つのことを意識して作成しています。

📂データ版:ダウンロードしてお手元でご覧いただく ☞"一人歩きしても伝わる"
📖印刷版:営業担当が商談の場で使う ☞"直接説明を聞くとより魅力が伝わる"

また、MERYの媒体資料は、ppt上で見るのはもちろんのこと出力してもキレイに見えることにもすごくこだわっているので、出力した際の台割も念入りに考えてストーリーラインを作っていきます。
営業:「このページを入れたい!」
プロジェクトオーナー:「あぁ台割がズレる!」
とみんなで頭を抱えてなんとか作り上げているんです(笑)

実は印刷版の紙質も毎回試行錯誤しているのですが、今回は写真やコンテンツの良さを引き立たせるために、表紙はマット紙110kg、本文は上質紙90kgにしてみました!(もはやカタログ制作の域)


③1スライド1メッセージの徹底
資料作成の基本だとわかっていても、本気で突き詰めるのが難しい!
MERYの魅力、ユーザーの熱量、広告メニューのポイント、本音を言えば全部知ってほしいし資料に詰め込みたい気持ちはやまやま。でも全部を伝えられるわけではないし、すべての方が前のめりに一言一句読んでくださるとは思っていません。

例えばBRAND STUDIOの説明のページ。

3,1スライド1メッセージ

全体像をまとめていた前回に比べて、今回は「BRAND STUDIOが何のための組織でどんな機能があるのか」にフォーカス🔍
情報をそぎ落とし、本当に伝えたいことだけを各ページに落とし込んでいます!


④定性のエモさと定量データのバランス
MERYを支えてくれているユーザーの存在をしっかり伝えたい。
“いちインターネットサービスのユーザー属性”ではなく“MERYのファン”の存在を感じてもらいたいと思い、写真にはあえて、ユーザーさんの手が入っているものを使用したのも小さなこだわりです。


⑤具体的に何がご一緒できる?のイメージ
媒体資料にはどうしても細かい商品スペックや免責事項も必要。
その部分と前半のデザインページをつなぐパートが重要だと考え、おすすめのセットメニューと、プロモーション事例を追加。
(ちなみにセットメニューのことを、社内では「定食」と呼んでいて「今回の定食どうかな?」「A定食はご案内しやすいね」といった会話が飛び交います🍚笑)

4-1,定食と事例_ぼかしなし

事例はアウトプットだけでなく、ご提案背景や意図を入れることで、MERYの提案力をより想像していただけることを狙いました😎
(このパートは広告代理店さま・広告主さまに多大なご協力をいただきました…本当にいつもありがとうございます!!)


⑥徹底したコンテンツの品質担保

MERYに掲載されている記事コンテンツはタイアップ・一般の記事どちらも、すべて校閲→編集チェック、というステップを経て公開されます。
媒体資料も例外なく同じプロセスをたどります。
事前にプロジェクトチームで目を皿にして10回以上チェックしてから渡すのですが、それでも思わぬ視点での赤字が返ってきて、そのプロフェッショナルな仕事ぶりには頭があがりません🙇🏻‍♂️

▼実際に赤入れしていただいた原稿

5,校閲


……と、ここまでかなり熱っぽく「MERYが媒体資料をこだわってつくるワケ」とその裏側について語りました🔥

媒体資料は、MERYというサービスと、U-25に届けたい想い・商品がある広告主さまをつなげる存在を目指すわたしたちの並々ならぬ想いを詰め込んでいます。
だから人も時間も気持ちもここまで費やしています。

媒体資料に向き合いながら、"MERYの今"や目指す方向性をチームで改めて言葉にする、棚卸しのような機会になっています。
その分、出来上がったときの達成感、こんな風に感想をいただけたときの喜びはひとしおです😢😢

ただ、残酷なことに媒体資料に完成はありませんっ……!!!
営業からのフィードバックを反映したり、日々成長するサービスのニュースやトピックスを入れたり、永久に完成しないのでは?と言われるサグラダファミリア的な存在です…🏰
(そうこうしている間に次の7-9月版の準備を始めなければ😫)

こんな背景に触れてから媒体資料を見ていただくと少し印象が変わってくるかも?!
SNS上でのツイートをきっかけにMERYの媒体資料に興味を持ってくださった方も、これまでもMERYとお付き合いしてくださっている方も、MERYの終わりなき媒体資料アップデートに今後もご注目いただけるとうれしいです。


👇「媒体資料、見てみたい!」という方はこちらからダウンロードいただけます!

👇「MERYとどんな取り組みができるの?」「直接話してみたい!」という方は、お問い合わせフォームからのご連絡をお待ちしています!


最後に、今回MERYの媒体資料についてツイートしてくださった西村さんは、DeNAのヘルスケア事業部にて子宮頸がん検診の啓発を目指す「ブルースタープロジェクト」のリーダーをされていて、#シリョトレ のハッシュタグをつけビジネス資料についての情報発信をしているそうです。ありがとうございました!


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