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中学音楽【音楽史】鑑賞授業例(進め方とワークシート)

(2023年6月更新)

教えることがたくさんあって時間がない」「何から手を付ければ良いか分からない」と、ついつい敬遠しがちな音楽史の授業

ですが、今日の音楽は全て、音楽史の上に成り立っているので、避けて通るわけにはいきませんよね。


そこで、この記事では、「私だったらこんな風に授業をするよ!」という音楽史の授業例を紹介します。

あくまで一例にすぎませんが、授業準備や指導案作成の参考になれば幸いです。


🎵記事の内容とダウンロード資料

この記事で紹介する授業の概要は以下の通り。

題材名  音楽の歴史を振り返り、各時代の音楽の特徴を理解しよう
対象学年 中学3年生(※全学年可能)
時間数  3時間扱い
①声楽作品で振り返る音楽史 ②器楽作品で振り返る音楽史 ③日本の音楽史
評価材料 活動に取り組む態度、提出プリント、振り返りカード

テーマに沿った鑑賞を基に音楽の歴史を学習するという流れです。

中学3年生の教科書に音楽史年表が載っているので、対象学年を3年生としていますが、小学校5・6年生~高校生まで、どの校種・学年でも十分理解できる内容となっています。

また、この題材は3時間扱いですので、3時間連続でも良いですし、学期に1度というように期間を空けて実施しても良いと思います。


尚、この記事では、3時間分の授業の流れ(説明例)を記載しており、指導略案(Excel)と以下のようなワークシート(全部で5枚)をダウンロードしていただけます。

ワークシートはPDF版Word版の2種類です。
(画像や図形を多く使っているので、Word版の方はPC環境によっては位置がずれて見にくくなる場合があります。その際には、お手数ですが、PDF版を見ながら直ししていただけると幸いです。)


また、西洋音楽史の流れを説明した、以下のようなパワーポイント資料(25スライド)もダウンロードしていただけます。

※音楽史のざっくりとした流れはこちらの記事で紹介(上のスライドの一部を説明に使用)していますので、記事ご購読の検討材料としていただければ幸いです。


ワークシート・スライド資料は、Microsoft OfficeのWordPowerPointがインストールされていないと開けませんのでご注意ください。


♪ ♪ ♪

さて、改めてこの記事を読んで分かることダウンロードできる資料は以下の通りです。

【この記事を読んで分かること】
・音楽史を題材にした3時間分の授業の流れ
・音楽史に関する説明例

【ダウンロードできる資料】
・授業の流れを記した指導略案(Excel:3時間分)
・授業に使用するワークシート(PDF・Word:各5種類)
・補足説明に使える資料(PowerPoint:25スライド)

ここからは【音楽史】の具体的な説明例やワークシート、指導略案をご紹介します。

ここまでの概要をご覧いただき、ご興味をもってくださった方は、ぜひ続きをご覧ください。


※ご購入前に【めりー先生の音楽室】内容紹介、ご利用にあたってのお願い、更新情報をご一読ください。

※音楽史や作曲家に関するエピソードには諸説ありますので、この記事内の内容がすべて正しいとは限りません。必ずご自身で内容をご確認の上、授業等を行ってください。

※記事に関してご質問やご不明な点等がございましたら、お手数ですがnoteお問い合わせフォームまでご連絡ください。


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