会社を辞めても「なんとかなりそう」って思えた喜び

今までの人生、自分を心から信じることができてなかったんだと思う。
何をするにも最初から期待してなかったり、練習しても本番で失敗するだろうなって諦めていたりすることが当たり前になってた。
自分からだけじゃなくて、親の価値観で常に導かれてる子供時代だったから、親からも私の意志や行動を信用されてないと思ってきた。

でも会社を退職しようと思ったとき、今の自分は自分に対して「まあ、なんとかなるよ」って自然と思えてた。それに、心から感動した。
自分で自分を無理やり変えることの難しさも経験していたからこそかな。
(そう思えるようになった理由は、メンタルクリニックで処方された薬と仕事から離れたことが大きい。薬の効果は本当に絶大だった。その話はまた違う記事で書きたいな。)

自分が自分に対してそう思ったことよりももっと感動したのは、親に会社を辞めることを言った時に「あっそう」くらいで終わったことだった。
数ヶ月休職した後だったからいきなりではなかったことも大きいけど、
私は過去の経験からどうせ反対される、もっと今の会社でできるところまでやってみなよ、と言われると思ってた。
けど私の選択を受け入れてくれた。それが本当に嬉しかった。

休職した原因の一つに両親との愛着障害があると言われた。
親との関係性や印象の変化についてもまた違う記事にしたい。けど、確実にいい方向に変化した。私は愛着障害の克服のために努力したのだけれど、もしかしたら親も変わってくれたのかもしれない。
「生きてるだけでいいよ」と言われたかったのに「もっとより良い人生を歩んで」と言われ続けてしんどかったのが、今はそうじゃないんだなって思えた瞬間、「親の思うより良い人生呪縛」から解き放たれた気持ちになった。

会社を辞めても、組織に属してなくても、社会と繋がってなくても、自分自身をアップデートして変化していくことができてる。そんな人生に満足してる。
あんなに自分を肯定するのが難しくてネガティブの悪循環に飲まれてた私が、こんなに満ち足りた生活と自分自身になってポジティブの好循環を経験してる。
言葉で言うとある種の成功者みたいな感じになるのが私は嫌だけど、まだまだ人生の途中なわけで。山な瞬間だけじゃなく谷な瞬間も楽しんでこそ人生!と思えるようになったら最強だなぁ、そうなれる気がする。

文章、長い。。。

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