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自己紹介/はじめてのnote/私が伝えたいこと

はじめまして。保育士のミノリと申します。保育士の資格を持っていますが、今は「保育補助」の仕事をしています。

なぜなら、保育園の正規の職員ではなくパートで働いていて、掃除を含め、担任の先生たちの保育のサポートをするのが自分の仕事だと思っているからです。

というと何だかカッコいいのですが、つまり、一日中子どもたちとつきあうには年齢的にもう無理っ!!というのが本当のところです(;^_^A 

そう、保育は「体」と「心」のエネルギーがとても大事な仕事なんです。

夕方、日が暮れて、保護者のお迎えを待つ子どもたちと一緒に遊び、目まぐるしく泣いたり笑ったりする顔を見ながら、彼らの日々の成長を感じるのが一番のやりがいです。

一日として同じ日はなくて、子どものこころを中心に、一瞬一瞬のすべてに合わせて最良の行動をするのが保育士の仕事だと思っています。

なんて、大げさに聞こえたかもしれませんが、でもここに保育の仕事の専門性があると私は思うのです。

保育の仕事は、家庭のような場所で子育てのようなことをしていても、とても専門性の高い仕事です。だって保護者の代わりに子どもの命を預かり、彼らの大事な時間を少しでも良いものにしようと工夫をするわけですから。

自己紹介をするつもりが、すでに保育について熱く語ってしまいました。

私は昔、教育の研究者をめざし、教育やカウンセリング理論、コミュニケーションの授業をしていましたが、保育を学ぶ学生に教えることになった時に自分も国家試験を受験して保育士の資格を取りました。

資格を取ると今度はそれを使いたくなり、保育園でも働き始めました。

実際働いてみると、自分がいかに生活の知恵に乏しい、使えない人間であるかを知って落ち込みました。他の保育者のたぶん心からの優しさに比べ、自分には表面的な優しさしかないのでは?と劣等感を抱くこともありました。

自己否定感に開き直り、ここで真人間として再出発したいとさえ思ったほどでした。

そのあたりのことはまた詳しく書きたいと思います。このnoteでは保育園で働き始めてちょっと落ち込んでいる人に勇気を持ってもらうことも目標にしたいと思っています。

これからは保育士の養成校での学びを経験せずに国家試験による資格取得だけで保育の道に入る人、あるいは人材不足の中で、資格はなくても保育補助として働く人が増えて行くと思います。

保育士の国家試験には保育・教育をはじめ、心理、福祉、保健、食と栄養など多くの科目があって覚えるのが大変ですが、すべてがこの社会での生活に密着した有用な内容です。

今は資格がなく保育園で働いている人も、もし働き続けるのであればぜひ挑戦してほしいです。受験科目の組み合わせや勉強法についても参考になりそうなことを書いていこうと思っています。

保育について問題意識を持ったり、自分らしい保育を追求していくヒントになれば嬉しいし、人間、子ども、子育てに関心のある人にも読んでほしいと思います。どうぞよろしくお願いします。

(プロフィールのアイコンはイラストACのミミクリさんのイラストをお借りしました)

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