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気づきは連鎖する

出会わなかったら、気付かなかっただろう。
日常の中の一風景として、流れ去ってしまうもの。
幸せと不幸は表裏一体ではあるが、他人の不幸と自分の不幸を比較して、他者を虐げるような目線にこそ注力をする人達もいる。
その差別を持って幸せになれることなどあるはずないと。
誰もがわかっていることだと思う。

今、コミュニティの中で一つの事象に気づき、感動し、涙を流す人がいる。
その感動に共感し、また気づき、学びを得ている。

気づきは人の価値観や距離感によって個人差はあるものの、集団が個を想い、無償の愛を提供し続けることで、自分への愛情に気づき始めている。
その速度はとても早く、一貫したベクトルを向いて動いているように感じる。
全員がアクティベーターとなっているような状況にも思える、
そんなとても心地の良い居場所がここにある。


叔母は子もなく、妹である僕の母が共働きということもあり、僕ら兄弟はとても可愛がってもらった。
結婚もせず、子供もいない。
お付き合いしている義叔父に僕らは可愛がってもらい、叱ってもらい、多大な愛情を受けた。
祖母の介護を一身に背負い、子宮筋腫から子供も産めなくなった身体。
がんが転移するたびに痛いと義叔父に言ってる姿を見るたびに胸が張り裂けそうだった。
明朝吐血をし、延命措置を施される姿を見た。

あたかも叔母は大変だったねとお葬式で言われるたびに何を知っているんだと腹を立てた。
そして悔しかった。

でもいつも笑ってくれた顔だけは忘れられない。

叔母の家は環状線拡大の為に撤去となり、今はもうない。

幸せや不幸を定義することは難しい。
でも少なからず言えるのは今、みんなが出会って幸せを感じていることは事実で。
今日も他愛もないことを話し、笑い涙を流している。
とても素敵なコミュニティだと思う。

第1に自分が幸せであり、
第2にその幸せを賛意してもらい、
第3にその幸せを社会やコミュニティに還元することが幸福となること

と松下幸之助の言葉にあったのを思い出して全て合致した気がした。

気づかせてくれることは連鎖しているように感じる。
そんな場所に入れることが幸せで、どうにかこの幸せを還元したい。
53人の心強い仲間のおかげで、叔母の笑顔がより浮かぶようになった気がした。
それは自分が幸せだってことなんだと思う。


サポートしていただきましたら、規格外の花を使ったドライフラワーを活かした活動を広げていきます!!! よろしくお願いいたします😌