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 【CEOブログ】インプロショー・食卓のある風景が終演しました

28歳女性CEOが日々の学びを記録するnote

昨日のことですが、インプロショー「食卓のある風景」が無事上演されました!ご観劇いただいた皆様は、ありがとうございました。

見に来れなかったけど、心遣いを送ってくださった皆様も、ありがとうございます。その気持ちが、とても嬉しかったです。


今回のショー
実はインプロワークショップの発表会としてではない、つまり導いてくれる人がいない中、自分達で企画をしてショーに持っていくという形で行う初めてのショーでした。

企画者は別にいて、ショーのコンセプトなどもしっかりあったものに乗っからせていただいてはいますが、彼だけが演出を明確につけていくわけでも、稽古を引っ張るわけでもなく(もちろん割合は多かったですが)それぞれのプレイヤーが意見を出しながら作っていきました。

この形だったからこそ、自分はインプロのどんなところを面白いと思っているのか、大切なことはなにか、稽古でどんな時間を過ごしていきたいと思っているのか、などを主体的に考えるきっかけになったし、口にして伝えることも、人との違いを認識することもできたなと思います。


特にこの期間に一番よくわからなくなったことは「なぜ即興で行うのか」ということです。

今回は「食」をテーマに上演するということで、参考になりそうな映画とかドラマをいくつかみました。その中で「かもめ食堂」って映画がめちゃくちゃ好きで、「あー、こういうシーンいいなぁ。こういうのやりたいな」と思うところが沢山あったんです。

でも、そう感じた3秒後くらいにはこう思うのです。
「いや、脚本書けば良くない??何でインプロでやるんだ?」と。

こうなるともうなにを見ても、「うん、めっちゃいい!こういう脚本とか作品作りたいわ。インプロじゃなくて」みたいな気持ちになっちゃう。どこにもインプロである意味がない。パニック。

じゃあ何でインプロやってるんだろ〜?
始めたんだろう〜?

と考えました。
そうすると、検閲まみれで失敗できなすぎて人生どこか突き抜けない感じがあった私が、失敗なんて大したことないこととか、失敗を気にした結果失敗しちゃうこととか、やりたいを基準に行動を選ぶ勇気をつけてくれたものだったからやってるんだったことを思い出しました。

つまり、マイナスをゼロにするのにちょうどよいコンテンツだったから、人生の練習として続けていたわけです。


で、今やっていることは、パフォーマンス。
お客さんからお金をもらって、楽しい時間を提供する活動。つまり、プラスアルファを作りだすインプロをやっているわけですね。

となると、私にはそのプラスアルファとしてのインプロの面白さや価値が自分の言葉として、体験として持っていないのです。


いや〜、衝撃。
こんなことがあるかいな。


インプロを仕事にして3年も経つのに。
インプロの会社まで立ち上げてるのに。
ほんと笑っちゃうよな〜。


そういえば、こんな話を渡さんとの対談でもさせてもらったことを思い出しました。(レンタル or 購入すると特典で私との対談が見れます)

渡さんが何でインプロをしているのか、楽しいと思っているのか。
インプロを始めて3年目くらいの時にした衝撃的な体験。すべてのパスが綺麗に通る気持ちいい瞬間。

「そんな体験したら、やめられないよね」

そんな体験、私は多分まだしたことないんだろうな〜〜〜

ということで、今年はインプロショーに沢山出て、ワークショップもやって、何でインプロやっているのか、インプロという表現が面白いのか、自分の中で「これだ」と思えるものを見つけに行く1年にしたいと思います。


え?ショーやっても答え見つかってないのかよって?

見つからないねぇ。
上部の表現として言葉を並べることは多少できるけどね。

そんな簡単に理解できるものだったら、のめり込みもしないだろうな〜、なんて思うよ。沼にはまっていきまっせ!!

ご覧いただき、ありがとうございます!これからもいろんな体験や学びをシェアしていこうと思います。気に入ってくださった方は、サポートいただけると励みになります♪♪ どうぞよろしくお願いいたします。