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漫画のプロセスと、エッセイ漫画の絵柄について

昨日の記事の続きと言うか、延長と言うか。
Noteのつぶやき機能では140文字しか使えませんので、少し不便です。
昨日の記事に書き切れなかった気持ちを、今日はテキストで残します。

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今日もまた、出版用に描いている『統合失調感情障害』に関する
闘病エッセイ漫画に登場する人物の、似顔絵のラクガキをしておりました。
(ちなみにヘッダー写真で手袋をしているのは、手がお薬だらけだから…。
わたしは手/指にまで、原因不明の病気があります…原因不明ばっかり…。)

ラクガキという名の練習……いや、違うな。
練習と言うよりも、絵柄に悩んでおり、色んな絵柄でテスト中なのです。

わたしの出版用の闘病エッセイ漫画は、まだ本格的な下描き作業に入れる
段階にまでは行っておりませんが、HSPなので、悩みは尽きません!

ヘナチョコなラクガキのような絵柄でも良いのか、
ノンフィクションだからリアルな感じに人物を描くべきなのか、
それとも普通の漫画のように『漫画』として描くべきなのか。

そもそも、エッセイ漫画の描き方なんて、わたしは知らないのですが…。
わたしは自分の好きなようにやっておりますが、大丈夫なのかな?

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一応、コレが普通の漫画の、一般的なプロセスです:

1) プロットやキャラ作り:
物語のあらすじ、ストーリーの流れ、登場人物などを考えるパート。

2) ネーム作業:
コマ割りとか、絵や台詞の位置などを考えるパート。
(わたしの出版用の闘病エッセイ漫画は、ココと3番の間ぐらいの段階。)

3) 下描き作業:
ネームを見ながら清書し、本格的に絵を描き込んで行くパート。

4) ペン入れ作業:
鉛筆描きの原稿の投稿は出来ないので、ちゃんとペン入れするパート。

5) 消しゴム掛け:
ペン入れのインクが乾いた後、消しゴムで下描きを消すパート。

6) ベタ、スクリーントーン、ホワイトで仕上げ:
コマを黒く塗り潰したり、瞳にハイライトを入れたりするパート。

漫画だけでなく、普通に絵を描くだけでも似たような道を辿ります。
意外と色んな作業があり、漫画を描くのって、とっても大変です。
映画で言うと、監督、演出、作曲、編集、撮影、台本、その他を
全部1人だけでやっているようなモノです。

エッセイ漫画では、そこまでやらなくても良いのかもしれませんが、
わたしはそれしか知りませんので、そんな感じでやっております。

さっきも書きましたが、エッセイ漫画の描き方なんぞ知りません。
普通の漫画のプロセスを応用しているだけです。

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エッセイ漫画って、普通の漫画とは違って、文字が多いですよね?
エッセイ漫画って、どちらかと言えば、文字がメインなのでしょうか?
絵(絵柄も含めて)は、あんまり関係無かったりするのかな?

でも、わたしは普通の漫画のようにエッセイ漫画を描きたいので、
そんな感じで続けております。

ただ、絵柄はどうすれば良いのか判りません…。
出版用に描いている闘病エッセイ漫画は、ノンフィクションです。
わたしの実体験を、そのまんまシェアする内容です。

だから、ややシリアスに描きたいのですが、お友達に相談していた時、
『話の内容が暗いなら、絵までシリアスだったら、もっと暗いよね。
あまりに絶望的な雰囲気だと、最後まで読んでもらえないかもしれない
ので、せめて絵はクマとか、軽いタッチにしてみたら?』と言われて、
それもそうだなと思う部分もあるのですが、シリアスな内容なのに、
ギャグ漫画のような絵柄だったら、なんか病気の深刻さが伝わらない
気もしますし…。

ココ、最近本当に悩んでおります…。
色んな方の意見が聞けたらなぁ、と思いまして…。

もし、『統合失調感情障害』という病気に関する闘病エッセイ漫画を
手に取って読むとしたら、絵はシンプルな方が読み易いでしょうか?
それとも、普通の漫画のようにスラスラ読めた方が理解し易いでしょうか?

そもそも、ちゃんとしたコマを割った漫画に挑戦する事自体も初めてで、
色んな部分が不安定でグラグラのまま続けている状態です。
毎日が試行錯誤。 そんな感じです。

悩まなくても良いように、もうヘナチョコ系のラクガキみたいな絵と、
普通の漫画絵をミックスしても良いのではないかなと思うのですが。
何だかんだで、自分がやりたいようにやるのが一番なのではないかと
思いますが、それでも、ちょこっとだけ道に迷っておりますので、
その道に光を少し照らして欲しいような、そんな気持ちです。

明日もまだ、悩みながら、登場人物のラクガキをしていると思います。



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