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紙に箔押し! 実験記録

先日、Note友のくらざさんが、興味深い記事を公開なさいました。
お手紙などの便箋や、紙類に、箔押しをしてみる実験です。
ご興味がありましたら、くらざさんの記事へどうぞ↓

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くらざさんの記事を拝見し、わたしも、紙への箔押しに興味を持ちました。
便箋とかに箔押しが出来たら、今後のお手紙ライフが、より楽しいかも!
(わたしの場合、便箋だけでなく、他の事にも使ってみたい。)

しかし、わたしには、コレといった専用のキット(道具)がありません。
そこで、ふと思ったというか、ピーンと来ました。

『フム……もしかしたら、アレを使えば、同じ結果になるのでは?!』

そこで取り出したのが、コレです。
ネイルの道に足を踏み入れた事のある人なら、誰もが知っているハズ!

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そう、ネイル・アート用のフォイルでございます!
本来でしたら、オシャレの為に、爪に付ける物なのですが…。
コレを、無理やり紙に使ってみようという実験をしてみたのでした。

ちなみに今回の記事は、『チュートリアル』ではございません。
単なる『実験記録』ですので、『細かいやり方』の説明はしておりません。

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■実験道具のご紹介&フォイルのお値段:

ちなみにコレ、わたしが買った時は、24色入りで、$9ぐらいでした。
他の柄や色も、アメリカでなら、$6~$10ぐらいで購入が可能です。
日本では、相場が800~1,000円ぐらいなので、大体同じですね。
アマゾンとかにありますよ!

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全部取り出すと、こんな感じになっております。
縦幅が 4cm で、長さは 100cm あるので、タップリと使えます。
おすそ分けしても、まだ手元に残ります。

ブランドによって、フォイルの幅や長さが異なりますので、
上記の情報は、あくまでも『ご参考程度』にしておいて下さいませ。
今回ご紹介するフォイルは、たまたま 4cm/100cm というだけの事です。

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●その他、実験の為に用意した、そこら辺にあった物:
・グルー・ペン(極細、2種類)
・グルー・スティック
・タッキー・グルー (日本だと『木工用ボンド』って言うのかな…多分…)
・テープ・ランナー
・別タイプ(箔ではない)のネイル・フォイル
・普通の白いPC用紙

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■実験結果:

絶対に失敗しなさそうだと思ったのが、グルー・ペンでした。
グルー・ペンは、コントロールが効く上に、時間も計り易いです。
という訳で、最初に使ってみたのは、サクラ社のグルー・ペンでした。

ご覧下さい、この美しい結果を!!
サクラ社のグルーだからこそ出来た事です。

最初に『Test』と書いたヤツだけは、若干失敗ですが。
フォイルを移すタイミングが、ちょっと早かったみたいです。
その為、フォイルを剥がす時、一部のグルーが、紙から一緒に
剥がれてしまい、そこだけフォイルがくっつきませんでした。
でも、2回目に試した『メリカ』の文字は、もう完ペキですっ!!

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紙を傾けると……ジャ~ン!!
ちゃんとフォイルがピカピカしているのが判りますね!
メタリックなペンとは、また違ったメタリックな輝きがございます。

※ご注意:
サクラ社のグルー・ペンは、乾くとグミっぽい、ソフトな仕上がりに
なりますので、爪でコスったりすると、フォイルごと紙から剥がれます。
指の腹はOKですが、爪などの硬い物でコスると、容赦無く剥がれます。

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さて、今度はそこら辺にあったスタンプに、サクラ社のグルー・ペンを
塗って、テキトーに紙に捺した上からフォイルを移してみますか!

うーん……綺麗とは言えませんが、『花ですよ』というのは判りますね。
でも、コレはコレで、かすれた感じが、人によってはオシャレかも…?

右側は、普通にそこら辺の紫色のインクを、スタンプで捺したお花です。
その上から部分的にグルーを塗り、箔押しをしてみる実験です。

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右下が、先程のスタンプをした上に、サクラ社のグルー・ペンで
一部の花弁や葉っぱのみを塗り、上から箔押しした結果です。
案の定、綺麗にベタッと付きました。

右上は、タッキー・グルーをスタンプに塗って、紙に捺してから、
フォイルを移してみた物です。 あら、グルー・ペンをスタンプに
塗るよりも、意外と綺麗に出来ますね……コレは、もうちょっと実験
すれば、もっと綺麗になりそうなので、また今度やってみます。

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紙を傾けると……ピカピカピカ~!
メタリックなお花が、キラリと光っております。

タッキー・グルーとスタンプ、意外と相性が良いかもしれません。
あまり期待しておりませんでしたが、タイミングさえマスター出来れば、
もしかしたら、グルー・ペンよりも、スタンプに向いているかも…?!

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わたしはマッド・サイエンティスト気質なので、まだ続きます(笑)。
コチラは、別の会社のグルー・ペンで実験してみた結果です。

結果は……見るも無残に失敗ですね。
グルーを塗っていない部分にまで、フォイルがこびり付いている…。

ちなみにコチラ、トンボ社のグルー・ペンで試してみた物です。
確か、『液体のり アクアピット』とかいう名前の商品だったかな。
ダメですね…元からダメでしたので、期待はしておりませんでしたが、
やはりグルー・ペンでしたら、サクラ社のを推しますよ、わたしは!!

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まだしつこく続きます。
今度は、グルー・スティックと、テープ・ランナーで試してみました!

グルー・スティックは、コクヨ社の物を試しに使用してみました。
タイミングを間違えたみたいで、フォイルがまったく付きませんでした。
以下の画像の、上のテカテカした部分が、塗った部分です。
また今度、同じコクヨ社のグルーで試してみます。

その下が、テープ・ランナーで試してみた結果です。
あら、ビュ~ティホ~じゃないの!! シッカリとフォイルが付きます!!
素晴らしいっ! ただし、先程のサクラ社のグルー・ペンと同様、
仕上がりがグミっぽいので、爪でコスると、フォイルが剥がれます。
指の腹はOKです。 爪が長い場合は、要注意です。

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コチラは、メタリックではない、別のネイル・フォイルで試した結果。
ツヤツヤの、クリスマス柄の物です。

信頼しきっているサクラ社のグルー・ペンで、テキトーに広く塗ります。
塗り方が雑だったので、仕上がりも雑になってしまいましたが、
一応、こういうタイプのフォイルも、バッチリと紙に移りました!
あらビックリ! もっと早くから紙に試していれば良かったなぁ~。

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コチラは、同じクリスマス柄のフォイルを、今度はテープ・ランナーで
試してみた結果です。 あら、グルー・ペンよりも綺麗な仕上がり…。

でも、お花の周りを良く見てみると、テープが残ってしまっているので、
細かいデザイン向きではありませんね、テープ・ランナーは。
広い範囲には、失敗の少ないテープ・ランナーがオススメです。

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今回の実験は、コレで最後です。
また今度、もうちょっと丁寧にやってみます。
今回は、あくまでもネイル・フォイルで同じ事が出来るかどうかを
試したかっただけでしたので。

ネイル用のフォイルは、無理やりにですが、紙にも使えると知り、
わたしの中では、結果は大成功と言えました!!

個人的には、もうちょっとタッキー・グルーで実験してみたいです。
綺麗にスタンプ出来たら、チュートリアルでも載せようかと思います。

ただの実験にココまでお付き合い下さり、どうもありがとうございます!




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