瀬尾まいこさん代表作！『幸福な食卓』

本日は瀬尾まいこさんの作品を紹介いたします。

瀬尾まいこさんの代表作といえばこの1冊！ユーモアあふれる登場人物とサバサバした文章に毎回とても元気と勇気をもらえます。

あらすじ

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う」

突然そのように言い出した父。

時々掃除やご飯を作りに来ては自分のアパートへと帰ってしまう別居中の母。

成績 No.1 にも関わらず大学を中退し農家として働く兄。 

一見不幸せな家庭に見えるも、そこは温かな家族の物語があった。

2019年、本屋大賞1位を獲得した瀬尾まいこさんの代表作です！

感想

瀬尾まいこさんの作品はどれも独特でユーモアですよね。こちらの作品も瀬尾ワールドが全開となっていました。

一見不幸そうな家庭が実はちょっと温かかったりして、それぞれの役割にうんざりしながらも、役割があるからこそいつも以上に一生懸命になれたりするのだろうとも思いました。

今日の当たり前が明日の当たり前というわけではないことを、毎日を大切に過ごそうと、丁寧で優しい言葉で語ろうと、この小説を通して再認識することができました。

ぜひ、今の生活に何か満足のいっていない方や、家族の在り方を見直したいと感じてる方は手に取ってみてください。

幸福な食卓 (講談社文庫)