クロウタドリ

いちめんの花畑に顔をうずめて眠りたい

寂しいところ

このほのさびしいところ ここがぼくのおうち このほっこりとした そこはかとなくひろがっていく やさしくて やわらかくて ぬくいばしょ

夕暮れ

華奢なきみの身体を抱くと ぼくはめまいを覚える その小さな身体にこもった熱と カゲロウのはねのようなまぶた

しろつめくさ

こころのひろさはどれぐらい? 目を閉じて見える笑顔は みんなおおきくて優しくて いくつもの思い出 シャボン玉みたいにふくらんで 泡が弾けるたびにわたしは ぬくもり…

遠くまで

迷ってるあいだは まだわからないことが たくさんあるのに 不思議と 足もとが ゆらがないのは そこだけを はっきりと感じてるからかな

手探り

歩いてきた世界が 急に見えなくなって ぼくは戸惑っている マヨッてタメらってウツむいて それからちょっとねころんだ もうとりはらわれてゆく たくさんの鎖がほどけ…

歩く温度

同じなのか違うのか 時間が交差するのは 時間のない世界 出会ったらもう忘れられず 噛み合ったらもう 裂けられず 見えない歯車はもう まわりはじめて…