集中力が出来ない3つの理由
誰もが集中する力は持っている(昨日の記事を読んでいない方は是非読んでください!)それは、確かなことなのに、いざ集中しようとすると出来ない自分がいる。もし、それが改善出来たなら、もっと自分の力が発揮されて人生をより良いものに豊かに出来るはずです。その為には先ず、集中できない理由を知ると見えてくるものがあるはずです。
ひとつ目「刺激が多い」
それは、あまりにも集中を奪う刺激が多すぎるからなのです。現代社会はとても便利な世の中です。100年前、50年前、10年前、もしくは時代の流れが加速しているように感じるために1年前でも大きく変化する社会となりました。昔と比べると私たちの周りには物で溢れています。豊かなくらしは、実に刺激的です。集中という視点からすると、あまりにも自分の周りに集中の邪魔をしてくる物が多いということです。
だから、何か集中してやろうとしても、集中力を奪ってくるもので溢れているのです。僕が今こうして、パソコンの前に座っているのですが、僕の周りにある集中力を奪うものを挙げてみると、同じパソコン内にあるメールやアプリ。スマホにテレビ、雑誌や本、頂いたお菓子、コーヒーといった飲み物、書類、話し声などといった、良し悪しに関わらず色々あるものです。
意志が強ければ大丈夫と思われるかもしれませんが、多い人で9割くらい人は、周りの刺激に反応させられていると言われています。
そして恐ろしいことに現代社会におけるメディアは、こぞって私たちから時間を奪ってきます。それが、悪いとは言っていません。生きる上で娯楽はとても大事なことです。ただ、集中する視点からすると、メディアはとても強力な壁になると思っています。
例として、Netflixを挙げさせていただきますが、ユーザーの視聴データを詳しくAIが解析します。おススメが気になるのは当然のことです。そして莫大な視聴データをもとに莫大な製作費をかけてコンテンツを作り出しているのです。日本のメディアの製作費が年間1000億位に対してNetflixは5000億くらいかかっているらしいのです。
どんなに確固たる意志を持って集中しようとしても反応してしまうものなのです。
ふたつ目「目的が決まっていない」
それは、集中するべき目的がさだまっていないということです。例えば僕のお話しにはなりますが、お店の売り上げ目標を達成するためにアイデアを考えていた時も、今の苦しい状況から逃げ出したい。もう辞めてしまいたい。そいった状態では集中することは出来ないはずです。
そして、もう一つ、副業をしていた時の話です。本業の仕事をしているときも、副業のことを考えてしまったり、深夜まで副業に取り組んでいたために本業の時に正直に言うと、眠気が襲ってきたときもありました。目的が定まっていないと集中できないものなのです。
これは、自分自身が何のためにするのか、何を成し遂げようとしているのかを明確にしていく必要があるということです。中には、自分は分っているつもりでも、心の奥で、迷いがあったり戸惑いがあったりする場合もあります。自分の気持ちに正直になれないのも原因のひとつだと言っていいと思います。
みっつ目「集中の仕方がわからない」
僕は高校生の頃、化学がとっても苦手でした。基礎問題から解き方が分かっていませんでした。テストで結果がでずに、今度こそは良い点数を取ろうと思いました。しかし、どんなに頑張ろうとしてみても、勉強の仕方がわからないものだから、上手く集中することすらできませんでした。
やり方がわからないと、すぐに壁にぶつかってしまうために心も折れやすい。これでは、集中はできないものです。
これは、僕の悪い癖なのかもしれませんが、苦手なことや不得意なことは、気合いで何とかなるものだと思っていました。それは、浅はかで気合ではどうにもならないものだし、すぐに息切れしてしまいます。これも、やり方が分かっていれば、集中して進んでいけるものだと思いました。
失敗から学ぶには
これまで考えた中で、刺激が多すぎる。目的が決まっていない。やり方がわからない。これらの点で、本来ある集中力というものが、思うように発揮されない原因になっていることを理解する必要があります。原因がわかれば、対策が出来るからです。
これまで、失敗することが成功の元であると言われていますが、このようにきちんとどうして失敗したのか原因を追究しないと、失敗した意味がありません。
どうして、あの時に僕は失敗したのかその原因が分かると、過去の自分を癒すこともできるからです。
自分の過去を振り返り、失敗した時の原因を自分の中で考えてみてください。誰かに原因を求めてしまうと、妬みや恨みしか生まれてきません。自分の中に原因がみつかった時に、そこからきっと光が差し込んでくるはずです。明日は今日の原因からどうやったら集中出来るのかを考えていきたいと思います。
最期まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー
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