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寝ても寝ても疲れが取れない原因は「脳疲労」!?いびき対策に「横向き寝」

私は、もともと寝起きが超悪い。とにかく、朝が一番疲れている。グロッキーだ。だんだん元気になるまで数時間かかる。朝毎に訪れる憂うつ。学生時代は、朝なんて来なければいいのにと思っていた。深夜ラジオにはまり、だいたい3時くらいに寝ていたので、よりいっそう起きられないのだった。

ところが、最近「疲労医学」に出会い、寝ても寝ても疲れが取れない原因が分ってきた。それは「脳疲労」なんだ。「すべての疲労は脳が原因」のパート2に面白い情報が書かれていたので紹介したい。

「いびき」は脳を疲労させる

いびきをかく人は、睡眠中に脳疲労がたまる可能性が高い。いびきをかくのは、まるで「ストローで風船を膨らませる」ようなものだという。呼吸がしづらい状態が続くと、自律神経がフル稼働して、心拍を早くしたり、血圧を上げたり、忙しくなる。寝ている間に本来は休めるはずの脳が酷使されてしまうのだ。

これまで、あまり意識していなかったけれど、睡眠中の「いびき」時間と、翌日の疲労度を比較するのも面白いかもしれない。無料アプリの「スリープサイクル」では、自分のいびきを録音できる。

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睡眠時無呼吸症候群まで行かなくても、いびきをかく人の睡眠の質は低い。梶本氏は「疲労回復CPAD」という機械を開発している。これを装着して眠りといいらしい。(父親が以前、睡眠時無呼吸症候群と診断されて、CPADを装着していたけど、あまりにも眠りづらくてすぐ挫折していた。)

「横向き寝」で睡眠の質が上がる

本当はCPAPをつけるのが一番良いようだけど、もっと楽に眠りの質をよくできる方法もある。梶本氏が勧めるのは「横向き寝」だ。横向きに寝ることで、舌根が下がらず気道が狭くならないため、いびきが軽減されるのだ。

寝る時の態勢と疲労度の関係を調べた実験では「横向きにならないように固定して、あおむけ寝で6時間寝た」被験者のNさんは、3時間いびきをかいた。疲労度は眠る前の4倍になっていた。つまり、いびきをかいて眠ると、寝れば寝るほど疲れることになる。しかし、逆に今度はあおむけができないように固定して、横向き寝で固定して同じ時間寝てもらったところ、いびき時間は40分ほどに減った。そして疲労度は0.8になっていたという。

梶本氏は、ウエストポーチにテニスボールを入れて、体の前後にくくりつけ、横向き寝を固定する方法を紹介している。私も早速試してみたが、これはこれで寝づらい。逆に首が痛くなった。整体の知識的に、寝る時の寝相は体の歪み修正もありそうだから、あまりに固定するのは別の問題が生じそうだと思った。でも、できる限り、横向き寝を意識するのは良いだろう。

横向き用の枕などもあるので、こんなのも試してみたい。

寝起きに睡眠の質を確かめる方法

梶本氏いわく、寝起きの「最初の一歩」でその日の体調が分かるという。

まだ、朦朧としている時が良いのだ。だんだん、その日の予定を考えて用意しているうちに、脳内物質によって疲労感はマスキングされてしまう。まあ、一歩といわず、自然に目が覚めるかとか、起きた時に二度寝したくならないかとか、スッキリしているかとか、その辺で眠りの質は分かりそうだ。

また、覚醒後4時間の眠気も一つのシグナルだ。起床から4時間後は、本来、もっとも覚醒度が高い時間だ。私の場合だと6時起床なので、10時~11時くらいかな。これくらいの時間に眠いようだと、睡眠の質に問題があることが分かるわけだ。

どうも、眠りが足りていないなと分かった日には、積極的に「昼寝」で眠りを補うようにしたい。そうしないと一日の能率は上がらないだろう。戦略的に昼寝を使うことだ。

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq