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感謝の循環

今日11月23日は「勤労感謝の日」。
字面だけ見ると

「勤労に感謝する日」

である。

それにしてもこの「勤労」という単語、
みなさん普段お使いになられますかね?

私が子供のころにはすでに死語だった気がする。
ていうか興味なかったのか、聞いてなかったのかしれないけど。

なので「よくわかっていない」という状態だったので

「勤労に感謝って仕事に感謝ってことやろ?
 仕事ってしんどいんやから感謝できるわけないわ!」

と毒を吐いていた若者だった。
いや、周りみんなそう言ってたぞ。
しかも人によっては「会社に感謝」ってなってたわ。

つまり私を含めて、周りの人間は
「よくわかんけど仕事や会社に感謝すんねんな」
という程度の認識である。
いや、そもそもしんどい労働をして、
その対価をもらうということを
日々やるだけだから「感謝」ではなくて
契約の履行やんとも思うわけ。

ところが世の中よくできたもので
この「勤労感謝」という言葉が
痛いほど身に染みる目に遭うことになった。

それは今から十数年前のこと。
勢いで会社をやめて独立したんだけど
まーうまくいかなくってさ(笑)

一応営業活動とかもしてたけど
それでも全然ダメなわけ。
なので一日中ヒマなんですよ、ヒマ。

しゃーないからガンプラ作ってましたよガンプラw

このときね、しみじみと思ったことがある。
「仕事が無いというのは、ほんと辛いな」って。

そう。自分の居場所がなくなったみたいなね。
それまで何十年もやってきたことが

「はん。そんなんなんの役にも立ちまへんで」

そう言われてる気がした。
あ、今これ考えたら、下剋上球児の小日向さんが
浮かんできたわ。あんな感じで真向否定された気分。

その後、ぼちぼち小さい仕事をもらえるようになって
なんとかなっていくんだけど、

仕事があるというのは本当にありがたいです。

やることがある、お金が入るというのもあるけど
「必要とされている」というのは本当に嬉しい。
人ってこの感覚があれば頑張れるもんなんやで。

おっと自分のことばっかりやった。
肝心の勤労感謝、調べてみましたぜ。

ウイキさんによるとやね

国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年法律第178号)[注釈 2]
 第2条によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに
 感謝しあう」ことを趣旨としている

らしい。
お互いが相手が働いてくれることを感謝しあう日やった。
確かにこうしてnote書けるのも、
パソコン作ってくれる人(うちはDELL)、
インターネットつないでくれる人(うちはコミュファ)、
電気通してくれる人(うちはKDDI)とか
他にもいろんな人がやってくれてるからやな。
いやーそれは感謝しかありません。
ありがとうございます。
そして、これ読んでくれたあなたにも感謝。

勤労感謝の日は「お互いを讃え合う温かい日」でした。(^^)

追伸1 写真は勤労感謝の日とは関係ないけど今日のランチ。
    東海地区では有名な「若鯱屋さん」のカレーうどんです。

追伸2 店内で高校生らしきカップルがカップルすわりをして
    カレーうどんではなく、蕎麦を食べてた。
    なんかやっぱりデートにカレーうどんはあかんか。
    ていうか、店のチョイス大丈夫か?