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「ふらふら感」から始まった、不安障害。それは、始まりに過ぎなかった!?

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私は、2022年5月現在休職メンタル療養中の50代会社員です。
詳しくは、プロフィールもご覧いただけるとありがたいです。

前回の記事では、私が「不安障害」と診断されるに至る、ふらふら感や腹痛の症状についてお話しました。ふらふらする感じや腹痛、といった症状は精神障害というより身体の病気のように思われるかも知れません。しかし、それらの症状は、より説明し難い「ココロの病」の入口でしかかなったのです。

ふらふら感の解消後に現れた「ココロの病」

心療内科から処方してもらった「メイラックス」を服用する傍ら、私は、ふらふらを治すために鍼治療や、深大寺温泉での湯治などをトライしました。
その甲斐あってなのか、それとも、休職で仕事をしなくなったせいなのかわかりませんが、ふらふら感は徐々に解消していきます。

ところが、ふらふら感が治まった後に別の症状が現れます。
なんとなく、気持ちがモヤモヤします。それは休職して仕事をしないことに対する嫌悪感のようなものも影響するのかも知れません。

「何かしなければいけない」

でも、体調が良くないし、気分もモヤモヤしていて身体がついてきません。休職なので「何かしなければいけない」といった考えを持つこと自体が、精神に良くないのです。しかし、そう考えてしまいます。そして、そわそわして、いても立ってもいられない、といった感じになります。その感覚はなかなか説明が難しいのですが、とてもつらい感覚です。

そしてとうとう、そのつらさが極限に達したある日、奥さんの前でどうしていいか分からなくなって、涙を流してしまいました。本当に「わーっ!」という感じで泣き出しました

PexelsのNEOSiAM 2021による写真

不安感のスイッチ

こうして、不安感のパニック的な症状が度々襲ってくる日々が始まります。「不安感のスイッチが入る」と言ってもいいかも知れません。なんでもない時は、本当に普通にしていられるのに、一度「スイッチ」が入ると、いても立ってもいられないのです。

じっとしていられない、というか、どうしていいかわからない。とりあえず、家の中を歩き回ることになります。

問題ない時は普通に生活できるのです。

でも、朝起きたときなどに、「いやーな気分」になるときがあり、段々とそれが増幅され、最終的にスイッチが入ります。「いやーな気分」というのは、じっとしていられないくて、どうしていいかわからない気分だったり、そこまでひどくなくても、その兆候となるような気持ちの落ち込み、みたいな感じです。
スイッチが入ると、家の中を歩き回り、最終的には涙を流します。

ふらふら感から始まって、最終的にスイッチが入るときもあります。ふらふら感とか腹痛は、この精神障害の予兆だったようです。

よくあるケースとしては、以下のような流れになります。

  1. ふらふら感を感じる

  2. スッキリしない気分を感じる

  3. どうしていいかわからなくて、歩き回りたくなる

  4. スイッチが入って、泣く

一日の中で時間を追って、1から4に従って次第に自分が変化していきます。場合によって、1から始まるときと、2から始まるときがあるのですが、およそこの流れです。

PC作業や車の運転がトリガー?

ふらふら感のトリガーはいくつかあります。

私は仕事はリモートワークで、資料を作ったり、会議をしたりといった作業はすべてPCで行います。前回の記事で書いたのですが、一旦メイラックスで症状が治まったかに見えても、PCで仕事を始めると次の日にふらふらして仕事ができなくなりました。つまり、PC作業がトリガーになるようです。

私は、趣味でもPCでブログを執筆したり、プログラミングしたりしています。医者からは、休職に際して、リラックスして好きなことでもやってくださいと言われたのですが、趣味にすら手をつけられないという状態になってしまいました。

また、車の運転の後もふらふらしてきます。5分程度なら良いのですが、長時間だとダメです。

気晴らしにちょっと奥さんと車で出かけたことがありました。いつものように私が車の運転をして出かけたのですが、帰宅後ふらふらして、その後「不安スイッチ」が入ってしまうという結果に。

以上のように、「不安スイッチ」が入るには予兆があります。スイッチが入ってしまうと本当につらいので、その前に落ち着いて状況を改善する必要があることがわかってきました。

そして、スイッチが入るのをある程度コントロールする秘訣のようなものを見つけることができたのです。

つづく…

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