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ゆるまな vol.7 中学生・高校生の学びについて

年代別子育てと学びについてのシリーズ最終回!中学生・高校生の時期の子育てと学びについてです。

わたしは中学生と高校生の子育て中。おかちんさんは中学生、高校生の支援が中心。ということで二人のタイムリーな内容です。

男女で違う心の変化や、行動の移り変わりなど、おかちんさんの学術的なお話を交えて学びの多い回になっています♪

まずは恒例になった、自己の振り返りから。

リエさんの中高生時代

8:10~ リエさんの中高生時代

中学1年生の時に、いじめにあったことで記憶があまりない。
人って苦しいことって忘れるものなんですね。

勉強が好きだったので勉強してた。高校受験が一番勉強を頑張った時期。
大学のような学校だったので自主性をもっていろんな体験をしながらゆるっと過ごす。
親とのことなどはあまり覚えていない。三姉妹の真ん中で親からの指示などはほとんどなくて、バイトや大学なども全部自分で決めた。


おかちんさんの中高生時代

18:15~ おかちんさんの中高生時代

小学校時期はやんちゃだったけど、中学校が地元の中学校ではなかったのもあって、知っている人も一人しかいないスタートで比較的おとなしく過ごす。
あんまり勉強は好きではなかった。どちらかというと理系。
理科の先生が面白い人で、カエルの解剖の授業のハプニングが今でも記憶に残っている。
野球をやっていたけど、ケガで辞めてから、生徒会に入り、生徒会長を経験した。
社会も先生に恵まれて、あまり得意じゃなかったけど、楽しくできた。

高校は男子校でおちついていた。

友達が不慮の事故で亡くなる経験や、仏教校だったのもあり、自分を見つめなおす機会が多々あり、荒れることもなく過ごした。

バトミントン部で部活男子。土手ラン走ってました。

32:15~ 男子高校生の食生活ってこんな感じな話

その他、リスナーさんと高校時代のお話いろいろ
・授業中焼きおにぎり焼く
・炊飯器持参?!
 ☝お母さんは驚きです!!


中学・高校生の学びについて

36:45~
この時期は自分で決める。自分が確立されてくる時期。
親が口出しできるのは中学生まで。
高校生から自立してゆくためには、中学生時代の声掛けやサポートが大切。
自分でやることを育てつつヒントを与えてゆく必要がある。

自分が確立してゆく中で、他人と見比べたり、他人との違いを主張する時期。感情のコントロールがむつかしい時期でもある。

集団化

40:00~ 女の子の集団化 チャム 男の子の集団化 ギャング

チャムグループは、同じことを好む。異質性のものは排除する。
男の子はそのころには集団化はなくなっている。

実は集団化は男の子から始まる。
ギャンググループ(小学校3、4年生くらいから
スポーツや遊びなどで群れることが多い。
同じ学年で同じ行動をする。みんなと同じ行動をとりたがるので親からの自立。赤信号みんなで渡れば怖くない、のような心理のこと。

女の子はチャムグループ(小学校4年生くらいから中高生くらいまで続く)
仲の良い友達との共通点をみつけて、合わせようとする。
アイドルにはみんなではまったりする。

男女ともにグループ化から最終的に「ピア(peer)」に遷移する。
「ピア」は「互いに」という意味で、互いにサポートしてゆく関係性になってゆく。
個人として独立してゆく。

今はこのピアサポートトレーニング(自立支援)などがある。
話し方、聴き方サポート等

今、ギャングはなくなってきている?


今は帰ったらゲームという環境が多くなっている。
この影響として、
集団の遊びの中で身についていたものが出来なくなっていることが多い。
その結果ルールに厳しくなり、ルールの変更や臨機応変に考えることができない。

中学校になって自我が芽生えてくる時期に、友達と衝突があったときなどに、折り合うことができないということにつながっている。

このギャングロスを家庭で補うことはできるのか?

という私の問いに対するおかちんさんの見解がこちら。

中高生のタイミングで家庭で補うのはむつかしい。
親から、友達関係に移行してゆく時期なので、親より友達になっていく。
小学校くらいまでの子育てが中高生の自立を決めてゆく。

中高生時期の親の振る舞いについて

この時期の親の態度としては、態度を変えない、感情的にならないほうが良い。
子供が素直に話してくれるうちに対話してあげないと、心を閉ざしてしまうとなかなかそれを取り戻すことがむつかしい。

 →これに関する私の子供たちとの経験談も話しています。

・とにかく自己決定が大切な時期
・発達障害を持つ人は自己決定をさせてもらう機会が少ないゆえに出来ないという弊害もある。


進路を決めるときの3タイプ

・自分で決める
・とりあえず成績重視
・無関心

その後の調査をした結果
自分で決めていない人は途中で無理が来たり、行動に責任が持てなくなったりする。

保護者ができることは子供の自己決定の後。
失敗したり、振り返ったり、迷ったりしたときの言葉がけが大切

意思決定内容以上に自分で決める体験が大事


タイムテーブル後半


1:12:00~ みんな浮いてたね?という話

1:13:40~ ゆたぼんくんのお話
     メディアの印象操作、同調圧力

あの子はあの子で頑張っているから、わたしはわたしで頑張ろう。
誰を主語にするかで内容は変わる。

1:23:40~ おかちんさんのネット講座

1:29:10~ 伝え方の工夫

今の子供たちに伝わりやすい方法で伝える工夫も大切だよねという話。
例:漫才練習中さんの漫才で詐欺の注意喚起
  →漫才練習中さんのTwitterはこちら

1:30:00~ 反抗期とそれまでの子育ての関係性について
 子育てのからくりがわかると、思春期の行動は理解できることが多いよねという話。

1:35:45~ 中高生の子育てのポイント
・自分で決めさせる
・責任を伝える
・サポートする

これは私の経験からの教訓ですが、
難しい時期だけど、諦めないで向き合ってほしい。
どこかで必ず、子供ひとりひとりと向き合う時が来ます。

ゆるまな vol.7




ただひたすらに自分の身体と向き合っています。