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大人な男性がスニーカーをお洒落に着こなす教科書

スニーカーが好きだという人は多いと思います。もちろん自分も大好きです。何よりも楽でたくさん歩いても疲れづらく、スニーカーしか履かないという方も少なくないかと思います。

ところがスニーカーというアイテムは結構、曲者で、おしゃれに着こなすことが難しいアイテムでもあります。

今回は大人な男性がスニーカーをおしゃれには着こなす、コーディネートのポイントをまとめてみました。

1. スニーカーを履くときの悩み

スニーカーを履くときに気をつけなければならないポイントは、『子供っぽくなりすぎない』ということです。

学生くらい若い時にスニーカーを履くと、若者としてカジュアルコーディネートやスポーティなスタイルなどで履かれる方は多いかと思います。デニムにスニーカー、ハーフパンツにスニーカー、Tシャツにスニーカーなどが典型的なカジュアルな合わせです。

しかし、年齢を重ねてスニーカーを履くときに、カジュアル過ぎるアイテムとの組み合わせをしてしまうと、どうしても年相応に見えず、子供っぽい印象を与えることで、お洒落に見えなくなってしまいます。

組み合わせのコツさえマスターしてしまえば、スニーカーを使ったファッションは確実にお洒落ですので、この後で解説をしていきたいと思います。

2. メンズドレスファッションに合うスニーカー

メンズドレスファッションでスニーカーを使うということは、『外し』でスニーカーを選んでいるという位置に置かれます。このスタンスを大事にすると組み合わせや選択がしやすくなるかと思います。

スニーカーは大きく2つに分けると『ハイテク』『ローテク』に分けられると思います。メンズドレスファッションや大人ファッションでは、『ローテク』なデザインを選ぶと取り入れやすい傾向があります。

バレンシアガダッドスニーカー

①画像引用:HYPEBEAST

上記画像で『Balenciaga(バレンシアガ)』のダッドスニーカーをハイテクスニーカーの例として出させていただきました。

ハイテクスニーカーは、モードファッションやストリートファッションなど、全身同ブランドで揃えたり、やんちゃな雰囲気を演出することに向いているアイテムになります。

スニーカー1アイテムの味が濃すぎるため、全体のバランスを取ることが難しくなってしまいます。

もちろん『ローテク』といわれるデザインの中でも、スポーツ色が強すぎるものなどは取り入れづらいデザインもあります。

オススメのローテクスニーカーを何足かご紹介しますと、『New Balance』の900番台や、『converse』のALL STAR HIなどがお勧めです。ブランドにつきましては、別の記事で紹介していきたいと思っています。

ニューバランスM997

画像引用:UNITED ARROWSLTD. ONLINE STORE

コンバースHI白

画像引用:BEAMS 公式オンラインショップ 

3. スニーカー以外のアイテムの選び方

スニーカーを履くときは、スニーカー以外のアイテムに何を選ぶかが大きなポイントです。

結論としては、きれいめなアイテムとカジュアルなアイテムをバランスよく入れることです。

あまりにきれいめな光沢があるようなジャケットやシャツなどは、全体の雰囲気が壊れてしまいます。しかし、デニムパンツやハーフパンツ、ミリタリーなどカジュアル過ぎるアイテムを合わせてしまうと、全体がカジュアル過ぎて子供っぽく見えてしまいます。

スニーカーに合わせるアイテムとして、ジャケットやネクタイはとてもオススメです。

例えばジャケットであれば、ドレス過ぎないようにブレザーを選んだり、ネクタイであればシルクなどではなく、ニットタイのようなアイテムだととてもバランスが取れると思います。

ベルトもジャケットを合わせるからといってドレスすぎるものではなく、メッシュベルトやキャンバスのベルトなどを合わせてもらうと違和感なく組み合わせることができると思います。

4. スニーカーに合わせるパンツ

ファッションの全体のバランスを決める際に、パンツと靴の関係は大きく影響します。

スニーカーを軸に考えたとき、まず太さには気をつけましょう。メンズドレスファッションで考えたとき、あまり細すぎるスキニーのようなパンツはおすすめしません。特にボリュームがあるスニーカーとの相性はあまりよいとはいえません。

2000年台にエディ・スリマンがデザイナーを務めたDiorなどが牽引したスキニーパンツのトレンドは、今もサンローランやセリーヌといったブランドでも深く根付いていますが、モードファッションとしてのおしゃれであって、メンズドレスファッションというところで考えると、汎用性は少ないものといえます。

スニーカーとバランスを取ることを考えると、少し太めであったり、タックがしっかり入っていたり、裾幅も少し広めなパンツを選ぶことをお勧めします。

スニーカーと合わせるパンツとして、大人なファッションとしては『デニム』『カーゴパンツ』『ハーフパンツ』はあまりオススメしません。もちろん、アメカジとしてのかっこよさ、ストリートファッションのかっこよさも理解していいるつもりですが、メンズドレスファッションで合わせるとなると、どうしてもカジュアル過ぎてしまうからです。

お勧めとしては、グレーのウールパンツなど組み合わせとしてはセオリーかと思います。もちろんスーツのような細すぎるデザインはなしです。

5. 着こなしのポイント

スニーカーを大人ファッションとして取り入れるときに、ちょっとした着こなしを意識することが大切になります。

例えば普通に、パンツにシャツを着ただけにスニーカーですとシンプルすぎる中に見る人もポイントが絞られずぼやっとしたコーディネートになります。

そこで、ネクタイを巻いてジャケットを着てみたり、シャツやTシャツをタックインしてベルトをポイントにしてみる事、ニットやストールを巻いてみるなど、このあたりが有効な手段といえるかと思います。

【最後に】

スニーカーはやはり楽で歩きやすいですし、ラフで気取った感じがないとお好きな人は多いかと思います。

おしゃれに合わせる術を知っていると知らないのでは、大きくファッション人生が変わると思いますので是非、スニーカーとは上手に付き合っていきましょう!

2020/11/05




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