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集団リハビリって難しいよねって話

どうもこんばんは、はやぶさです。

今回は僕の普段思っている率直な感想をつらつら綴っていきたいと思います。

でもこれを感じているデイサービスの機能訓練指導員の方って多いんじゃないかな?と勝手に思っている所存です。

先日僕はこんなツイートをさせていただきました。

これは、この日感じて、ぼそりと思ったことです。

調理レクを通して、「めっちゃ家事の練習になるなあ」「まさに個別機能訓練のやるべきところをしっかり実施できてんなぁ」としみじみ感じながらぶつくさと呟いたものです。

デイサービスの個別機能訓練は小集団(5人以下)で同じような目標を持った方への運動をする事により取れる加算があります。(個別機能訓練Ⅱ加算)

しかし、僕が働いていて感じるのが、「同じような目標を持っている人があまりいない…」

いたとしても、自宅の生活を維持するために、指定した距離の歩行能力の維持や排泄の動作を維持、転倒を予防すると言ったところです。

1対1の個別リハビリでは、問題点を評価し、ポイントを絞って介入するのですが、集団となると目標は一緒でもターゲットになるポイントがバラバラです。

みんな筋力をつけたいわけでもないし、目標が同じ=運動についていける能力でもない。

通所介護に通うといっても高齢者ですからいろんな疾患を抱えている。

入浴やら処置やらなんやらかんやらとこちらの都合まで絡みあってその特定の集団が集まらないということもザラにあります。

つまり、「集団を組めても、他のケアや処置、課題の難易度の不一致等で本当に効果があると思われる運動が提供できないから難しいな…と感じたところでございます。」

今回のnoteで考えていきたいのは、良い集団リハビリってなんなんだろうなということですね。

個人的には、

1.たてた目標が達成できる。

2.楽しい

3.ADL、IADL、社会参加に繋がる

という3点が重要なんじゃないかなあと思っています。

1.たてた目標が達成できる。

これに関しては、当然の条件です。そもそも目標が達成できないことを提供するのはあり得ません。

目標を目指さないものは機能訓練ではないと思っています。

散歩を5人以下の小集団で実施するのであれば、あくまで目標になる生活行為or社会参加が外出や歩行、バランス機能の向上に絡むべきだと思います。

園芸であれば、屋外の活動をする方や花を自宅で育てたい…などです。

体操に関しては、運動メニューとしては悪くないと思いますが、「誰でもできる体操」ではなく「目標に沿った体操」でないといけません。

この目標に沿った体操って難しくて、目標に沿っても課題が難しくてついていけない方も結構います。

難易度を落とすという選択肢もありなのですが、そうなると要介護度が低い方には物足りなく感じてしまいます。

では、要介護度の低い人を集めれば…という意見が出てきそうですが、要介護度が低い人を集めても目標が類似しているとは限りません。

少し回りくどくなりましたが、メニューは目標にコミットしたメニューでないといけません。

2.楽しい

これは、個人的に重要視している項目です。

まず楽しくない機能訓練は、皆さんあからさまに嫌な顔をします。(定期的な身体機能評価や筋力トレーニングなど)

しかし、卓球を利用したバランス訓練や屋外歩行などは結構積極的だったり、利用者側から求めて来られることがあります。

個人的には、やりたいと思わないと真に効果がでないと思っていますし、何よりセラピストの独りよがりにならないから楽しいという要素は重要なんじゃないかなと思っている次第です。

でも、楽しいを追求しちゃうとレクリエーションとたいして変わんないんで、運動療法とレク要素を掛け算するイメージを持っています。


3.ADL、IADL、社会参加に繋がる

めちゃくちゃ大事に思っていることです。

結局のところ、通所で実施しても自宅での生活になんの影響もなければ、通所内で完結しているに過ぎません。

家での生活が変わるまでが介入だと思っています。

歩行がしたいという希望も、「どうして歩きたいのか?」「歩けるようになって何がしたいのか」「外出してどこにいきたいのか?」などなど、話を聴きながら考えると自ずと目標が見えてくると思います。


最後に

この3要素を自分は大事にしていきたいと考えています。

そうなってくると、体操は確かに簡易的でメニューも組みやすく時間効率はいいんですが、やはり効果としては薄いなと感じてしまいます。

質の高い機能訓練を提供するためにも、集団リハビリに関しては今後も考えていく必要があるかなあと思う次第です。

デイサービスに勤務している機能訓練指導員さんでもし、「こういうことするといいよ!!」というアドバイスがあれば教えていただきたいです。

まじで喜びます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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