終活スナックめめんともり

2024年2月、東京・森下にオープンした「終活スナックめめんともり」は、人生の終わりに…

終活スナックめめんともり

2024年2月、東京・森下にオープンした「終活スナックめめんともり」は、人生の終わりについてオープンに語り合えるサードプレイスです。ここではお店で開催している入棺体験ワークショップの参加者が書いた弔辞を(ご本人了承のもと)公開します。※個人情報保護のため実名など編集しています。

最近の記事

全力で楽しむことはできましたか?

ついにあなたの地球ゲームが終わったね。 全力で楽しむことはできましたか? あなたのその安らかな、幸せそうな笑顔から 本当に楽しかった満足した人生だったということが 伝わってきて嬉しいよ。 人生前半は苦しいこと、大変なこともたくさんあったけど それを乗り越えて自分の糧にして 自分の人生を生きることが出来たね。 本当に素敵すぎる最高の面白い仲間たちと 全力でただわくわくすることに向かって ひたすらに走り続けた日々は 本当に楽しかったよね。 私はあなたとして

    • 応援している姿が大好きでした

      ママ、お疲れ様でした。 地上での人生を最後までやり尽くして 旅立っていかれましたね。 ママの笑顔を見て安心して見送れます。 自分が赤ちゃんのときのことは覚えていないけど もの心ついてからは いつも病院で点滴をしてる時にも いつも迷路やプラモデルをつくって 何か楽しく過ごせるように 側についていてくれましたね。 FLLのチャレンジ、ロボコンのチャレンジなど いつもママにのせられて、まんまと足を踏み入れて(笑) でもあまりにおもしろくて、そのままずぅ~っと

      • お父さんの娘で良かった

        お父さんへ 今までありがとう。 私が小さいときには遊んでくれたり 勉強を教えてくれたりしてありがとう。 また私が学校へ行けなくなったときは 味方になってくれて、守ろうとしてくれてありがとう。 とても嬉しかったよ。 アルバイト、大学進学、就職も結婚も 私がやりたいと思うことをいつも信じて 応援してくれてありがとう。 私の好奇心旺盛で、頑固で、自分を曲げない性格は 本当にお父さんそっくりだよね。 小さいときはお父さんが何の仕事をしているか 分からなかった

        • あの世では安心して過ごしてください

          お父さんへ 「一度仕事に出たら 鉄砲玉のように帰ってこないんだから!」 と、よくお母さんに怒られていたよね。 それだけ一生懸命仕事を休まず 頑張っていた証拠だね! 「この世から火災をなくすぞ!」と言って 会社を作って従業員もできて 今までお疲れさまでした。 また仕事で忙しい中 野球のコーチもしてくれてありがとう。 これからは俺がお父さんの会社をしっかり継いでいくから あの世では安心して過ごしてください。 お母さんがあの世でだったら 女の子を追っかけ

        全力で楽しむことはできましたか?

          君の笑顔と手のぬくもりは光そのもの

          こちらに降り立ってから 荒く激しい経験をたくさんしたね。 でもピュアな心はいつも離さなかった。 すばらしいよ。ありがとう。 そして… ココに楽しむために来たことを ようやく思い出した50才から どんどん少女にかえってきたね。 むきだしになったその清らかな魂で 世界中の人を抱きしめて癒していったね。 君の笑顔と手のぬくもりは光そのもの。 美しく、自由に、その貴い光は 宇宙にまで届いていたよ。照らしていた。 地球を体験してくれてありがとう。 来てくれて

          君の笑顔と手のぬくもりは光そのもの

          本当はめちゃくちゃ嬉しかった。

          お父さん たくさんの愛情と笑顔をありがとう。 若いころはとても厳しくて 顔を合わせるといつも険しい顔をしていたので 面と向かって話をする事も出来なかった。 でも50才で転職してからは人が変わった様に 優しく接してくれるようになった。 そのおかげで、少しずつ話出来るようになりました。 本当は、ぼく達の事を愛してくれてたから きびしく接していたんだね。 兄と弟に知的障害があるから 僕にいろんな負担にならないようにもしてくれました。 僕が就職して間もない時の

          本当はめちゃくちゃ嬉しかった。

          またお茶しようね

          あやねへ。 あやね、おつかれさま。 本当にあっけなく死んじゃったんだね。 びっくりしたけど、これでゆっくりできるんだなあと思うと 少しほっとしている自分もいます。 大人になってからできた友達だから 一緒にいた時間は短かったけど いろんな話ができて楽しかったよ。 LIVEもいつも来てくれてありがとう。 うちの家族もみんなあやねのことをファミリーと思ってるよ。 あやねはがんばりすぎだったけど その姿はとても尊かった。 私もあと少しこっちでやる事やって す

          生きるのって大変ですね。

          おじさんへ 長生きおつかれ様でした。 いつも家族のことで心配してくれてありがとう。 おじいちゃん、おばあちゃんのこと 大切にしてくれてありがとう。 たぶん、私と同じで 「生きずらさ」を抱えた人生だったと思います。 途中で投け出さずに生ききったおじさんを尊敬します。 生きるのって大変ですね。 天国で私達三浦家を見守って下さい。 おじさんがされたように、 お盆には必ずお墓参りにいきますね。 痛み、苦しみ、さみしさ、不安感、自己嫌悪、罪悪感。 それらすべて

          生きるのって大変ですね。

          ぼくはちゃんとできていたかな?

          あやへ 「一人取り残されたくない」と言っていた君。 ぼくより先に逝ってしまったね。 すごくさみしいけれど 君をひとりぼっちにすることがなくて 良かったのかもしれないね。 でももっと君と長く一緒にいたかったよ。 いつも言っていた通り、もっと早く出会えていれば もっと長く一緒にいられたんだろろけど 君とすごした年月はぼくにとってかけがえのない大切な時間です。 いろんなところに一緒に出掛けて、旅をして たくさんの思い出をつくったね。 ありさも一緒のおでかけも

          ぼくはちゃんとできていたかな?

          一緒にて、楽しい人生でした。

          ゆーへ まさか自分より先に逝ってしまうとは思っていませんでした。 今でもまだゆーがいない人生の実感が沸きません。 20代で出会って今まで長いようであっという間でした。 グロービスのクラスでゆーと一緒になって 元気で良い子だなと好きになりました。 「付きあうの?」「結婚するの?」とせまられたのは 今では笑い話ですが、当時はこわかったです。 バルセロナに留学したいといったとき 会社を休職してついてきてくれたのは残しかったです。 結果、僕よりも現地での生活を楽し

          一緒にて、楽しい人生でした。

          あなたは生まれた意味のある人です

          みきちゃんへ まずはひと言、83年間おつかれ様でした。 20代までは大変なことが多かったね。 辛いことや苦しことに囲まれても、持ち前の元気と笑顔で それを跳ね返しながら生きていたあなたを誇りに思います。 30代以降はずーっと楽しいいことばっかりだったね。 20代で嫌なことは全部済ませたおかげだね。 楽しい毎日を送るみきちゃんがいたから私は生まれました。 つくってくれてありがとう。 私はみきちゃんの側に一緒にいられて幸せでした。 私のきょうだい(兄弟・姉)達

          あなたは生まれた意味のある人です

          私はあなたに生まれて幸せです。

          よしかわゆき、27才 お疲れさまでした。 よくがんばりました。 27年間、生きていたから今の死があります。 うれしいこと、つらいこと、いろいろ経験して 人生楽しく生きてきたのではないでしょうか。 死んだあともあなたはあなたです。 よしかわゆき 私はあなたに生まれて幸せです。 一生懸命生きてくれてありがとう。大好きだよ。 生まれかわってもあなたになりたいです。 PS.死んだ後も楽しいよ~♪

          私はあなたに生まれて幸せです。

          これってある意味愛に生きたってこと?

          いや~死んだね!ついに!今までおつかれさまでした! 弔辞を読んでくれる人が見つからず 結局自分が自分に読んでいる。(笑) 私はそういう人間で、そういう人生だったね。 最後まで「真実の愛(トゥルーラブ)」を 見つけることはできなかったみたい。 だけど、ついに死とひとつになれたのなら オールオッケー!私は幸せです。 私はさ、死って絶滅だと思ってるわけで つまり弔辞と自分で自分に書いたとて 宛先は「無」なワケだけど…。 でもこれが死んだ人間に対する マナーだ

          これってある意味愛に生きたってこと?

          お母さんが作るごはんが大好きです。

          お母さんへ いつも家族のために おいしいごはんを作ってくれてありがとう。 ぼくはお母さんが作るごはんが大好きです。 どんなときも味方でいてくれたね。 ほくが辛いとき あれこれ聞かずにただそこにいてくれた。 時々うるさい事も言うけど ずっといなくなるのは、とてもさみしいよ。 いつもみたいに、ごはんを食べながら 「今日はこんなことがあった」 「あんなことがあった」と話したいよ。 きっと天国にいても聞いていてくれよね? いつも自分のことを後回しにしていたお

          お母さんが作るごはんが大好きです。

          長い間、私のボヤキをきいてくれてありがとう。

          よこやまさんへ あなたが入社してきてからずっとお世話をやいていたけれど 最後まで世話をやかせるとは思っていませんでした。 長い間、私のボヤキをきいてくれてありがとう。 たのしかったね。 ポチによろしくね。 ポチに渡す用に、棺に鯛のおさしみ入れておいたから。 あと、あそんであげてね。 私がそちらへ行ったら、また計画して あちこち案内してね。 おつかれ様でした。 次のステップも楽しんでください。 なかもとありさ

          長い間、私のボヤキをきいてくれてありがとう。

          またいつか会おうね

          相川へ いつもいろんな所に振りまわされて 一緒にいろんな所へ遊びに行って ちょっと疲れる時もあったけど 学校の中ではしない明るい顔をしてたから まぁ仕方ないかなって いつも思ってつきあってたよ。 思いついたことを すぐとりあえずやってみようという気があるくせに ふだんはあまりそれを表に出さないから 怒られたりいろいろしてたよね。 それも外に出せてたら また違ったかも知れないから後悔してるかもしれないけど でもそれが相川だからね。 もし次があるなら自