《目次》コーポレートベンチャーキャピタルCVCの実務 『投資判断の方程式』
【即戦力となる実践的な考え方とテクニックが学べるnote】
『足を引っ張る大企業』『ベンチャーを支える大企業』どちらになるかはCVC担当の腕次第。
〚 全13回をまとめて目次にしました 〛
自分が知りたい部分だけつまみ食いしたいという声がありましたので、各回にコメントを付けた目次を作成しました。
〚 この連載記事で得られるもの 〛
• CVC投資検討の考え方が分かります
• 投資検討時の論点とフレームワークが得られます
• 投資検討で苦労するポイントが分かります
• 失敗経験から得たそれへの対処法が学べます
〚 それぞれの紹介文付きの目次 〛
下記、全13個の記事をまとめました。
それでは、いきましょう。
〚投資判断の方程式〛
第1回では、CVCが投資検討する際に陥りがちな勘違いを指摘し、CVCとしての意識改革や心構えについて「投資判断の前提条件」という切り口で語っています。
(1)市場成長性
第2回では、3つの投資判断の1つ『市場成長性』を評価する時の考え方や視点についてまとめています。
併せて調査項目も列挙しているので、市場成長性を評価する際の論点/フレームが理解できます。
(1)市場成長性
①データの信憑性
第3回では、『市場成長性』について社内で投資検討する際に論争となる危険ポイントについて失敗談から具体的に解説しています。
「データをどう取り扱うべきか」「データを使った議論はどう進めるべきか」が理解できます。
(1)市場成長性
②環境変化の解釈
第3回は、「①データの信憑性」と併せて「②環境変化の解釈」についても、投資検討時の注意点を解説しています。
『マクロトレンド』や『ユーザー行動の変化』について、投資検討メンバーと共通認識を持つことの重要性について語っています。
(1)市場成長性
③リスク認識
第4回は、不確実性の高い事柄を議論する際に空中戦とならないための考え方を語っています。
リスクとリターンの議論がメインのベンチャー投資に関する検討では、避けては通れない重要ポイントです。
(2)経営者の魅力度
第5回では、たとえ魅力的な市場と事業であっても「誰がやるか?」によって成功/失敗が分かれるのが新規事業ですので、経営陣をどう評価していくか?について掘り下げています。
(2)経営者の魅力度
①起業家の想いが伝わらない
第6回では、社内の投資検討で論理的には語ることのできない『想い』の部分についての評価方法をまとめています。
会議室で喧々諤々と議論するだけでは補えないリアルな情報の取り扱いについて理解できます。
(2)経営者の魅力度
②正しい財務状態の理解
第7回では、経営の絶対条件である財務についての落とし穴について切り込んでいます。
財務諸表からは見えないお金の流れや経営の実態をどう読み解くべきか、そしてどう検討/評価すべきかが分かる回です。
(2)経営者の魅力度
③既存株主への印象
第8回では、投資判断では欠かせない『既存株主への評価』そして『既存株主から見たベンチャーの評価』をどう理解していくかについてまとめています。
既存株主の存在は投資判断をする際に非大きく影響を及ぼします。
その情報をどう取り扱うべきかが理解できる回です。
(3)ビジネスモデルの優位性
第9回では、『儲かる構造かどうか』をどのように判断していくかを体系的にまとめたています。
『勝つための根拠の積み上げ』を一つひとつ読み解いていく調査プロセスが理解できます。
(3)ビジネスモデルの優位性
①顧客の顔が見えてこない
第10回では、ビジネスにおいて最も大切なお客さまの存在について理解することの重要性を語っています。
『そこには確かにお客さまが居て市場が存在するかどうか』をいかにして調査していくか、そして社内で検討するか、について理解できます。
(3)ビジネスモデルの優位性
②事業の仕組みが分からない
第11回では、事業運営には欠かせないステークホルダーの存在や経営資源がどのように成り立っているのか?を議論する際のポイントをまとめています。
『儲かるかどうか』の納得感を投資検討メンバー間で醸成するためには必要不可欠なポイントが理解できます。
(3)ビジネスモデルの優位性
③テクノロジーに理解がない
第12回では、投資検討メンバー間のリテラシーの差異をどのようにして埋めていくのか?について語っています。
加えて、テクノロジーと事業との関係性を正しく理解することの重要性が理解できます。
第13回では、第12回に続いてテクノロジーを事業視点から如何にして評価するか?についてまとめています。
具体的な対策についてもまとめています。
以上。
〚 さいごに 〛
疑問/質問、ご指摘、反対意見、感想などなど。
どんなに些細なことでも構いません。
ぜひコメントいただけると嬉しいです。
ノウハウはバイアスが掛りやすく、経年劣化もしていきます。
多くの人のコメントも含めて1つのノウハウだと考えています。
それでは、また。
vol.54
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