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私のセンター試験を振り返る

こんばんは、ぱんと申します。

今週末はセンター試験ということで、老害だなあと思いながら自分のセンター試験についてこのタイミングで振り返ってみようと思います。

*私は現在東京大学理科一類に所属している2年生です。

それまでの勉強の仕方について

いわゆるセンター対策というものは、私はあまりしなかった方なのではないかなと思います。東大で出る問題は基本の積み重ねなので、東大の二次試験対策をしていればセンターも自ずと解けるようになる、という先生の言葉を信じていたからです。
まあ勿論センター独特の形式というものがあるので(特に数学)、それに慣れるための練習として模試を受けたり、直前に時間を測って演習をしたりはしました。

勉強をほんとうにやらなかったのは英語や社会(私は倫政選択でした)、国語です。3年分解いたか解いてないかレベル。

理科と数学はそれなりに解きましたね。物理も化学も15年分は解いたし解き直しもした。まとめノートなんかを作ってセンター当日の朝に見返していた記憶があります。
数学は10年分くらいでしょうか。平均点の低い年度を時間を測って解いていました。家でやるとだいたい時間が余ってしまったんですが、本番では緊張で時間が足りなくなるだろう、と踏んで少なめに設定していましたね。

それからの勉強の仕方について

正直、私はセンターが終わるまでは受験勉強に100%打ち込めていなかったような気がします。「まだセンター前だし…」と、どこかで甘えがあったのかもしれません。

でもそれが終わって、二次の勉強に全力を尽くせる、また尽くさざるを得ない状況が訪れてからは、目の色が変わったかのように1日中机に向かいました。ランナーズハイみたいな感じで、勉強すればするほど理解できるのが楽しくなってきたんですね(直前期にそれが来ている時点で大分ヤバいんですけど)。

自分が東大受験生の中で下位であることは痛いほどわかっていたし、このままみんなと同じペースで勉強していたら落ちることもよく分かっていました。
でもそこで焦って新しい教材や問題にむやみに触れることをしなかったのは、結果的によいことでした。基礎に立ち返り、「絶対に解けなければいけない問題」を何周もして、解法を完全に頭に入れるやり方をとったわけです。

さいごに

もしこれを読んでいる受験生がいたら、いますぐ寝てください。興奮や緊張で眠れなくても、目を休めるだけで随分朝の調子が変わります。


大学受験ってもっと強烈に、永遠に記憶に残るものだと思ってたんですけど、そうでもないんですね。たった2年前のことなのにこれだけ忘れてしまっている自分が悲しくなりました。まあ、それだけ充実した2年間を過ごせたことの裏返しかもしれませんが。

ああ、今を生きよう、と思いました。

おわり。


最後まで読んでいただきありがとうございます。またどうぞ。

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