自己分析と企業研究ってなに?
こんばんは、ぱんと申します。
今日は一昨日の記事の続きを書きます。
そもそもなんで就活の最初に自己分析するの?
一昨日の記事では、就活初期/中期/後期にやることをそれぞれ列挙したにとどまったため、その理由までは説明しませんでした。
そこで、ここではなぜ就活初期に自己分析や企業研究をする必要があるのかについて、私なりの見解を述べていこうと思います。
まず、企業研究については分かりやすいでしょう。
就職活動を進めていくと、最終的には志望企業をいくつかに絞って選考を受けることになります。企業の志望度によってその企業の選考に対してどの程度対策するかが変わってくるので、企業について知る、つまり「敵を知る」(企業は敵というべき存在ではありませんが)ことは大切だということですね。
それと同時並行で進めていくべきなのが、自己分析です。
敵について知ると同時に、自分のことについても内省し、いわゆる就活の軸(就活でなにをいちばん大事にするか)は何になるのか検討します。
自分について分析することが就活の軸を決めることにつながる、というのは少し分かりづらいでしょうか。例えば幼少期に、親が経済的に苦労しているところをよく見ていたとします。するとその人は、本人の就活の軸として、他の人よりも収入を重視するかもしれません。
つまり、周りの環境や自分の考えの変化した点(大げさにいうと人生のターニングポイント、でしょうか)は自分の就活の軸に対して大きく影響を与える可能性が高い、ということです。
自己分析のやり方はたくさんあるようですし、「自己分析シート」なるものも調べれば沢山手に入ります。ここでは、代表的でやりやすい自己分析のやり方をひとつだけご紹介します。
モチベーショングラフを作る
上に述べたような、「自分の考えが変化した点」について書けるのがモチベーショングラフです。
横軸に自分の年齢をとり、縦軸にはどれだけ人生が充実していたかをとることで、人生の相対的な浮き沈みを分かりやすく表すことができます。詳しくは、下のリクナビのリンクを見てもらうといいかなと思います。
さいごに
自己分析や企業研究をしていると陥りがちなのが、視野狭窄です。「自分はこういう性格だからこういう風土のこういう業界の企業が合うはず!」と決め打ちしてしまうのはもったいないし、なによりリスクでもあります。
極端に業界を絞って就活をすると、自分が思うほどその業界に適性がないことを企業から見抜かれてしまった時、内定がほぼ出ない/出にくい可能性があるわけです。怖いですね……
だから、就活をする上では、最初は一切興味がない業界に関しても、調べることや説明会に行くことを怠らないでやるべきだと思うのです。
もちろん日程の問題があるため、選考に参加できる企業の数というのはある程度決まってきます。だからある程度業界を絞ることは必要なのですが、見てもいない業界を最初から全く検討しないというのはなんだか悲しい……と、私は思います。選択肢をたくさん持っているに越したことはないですからね。
今回は自己分析と企業研究についての記事でした。
就活の機会でもないとやらないようなことだと思いますが、「こういうものがある」と知っておくだけでも、日常で企業に関連するニュースを見た時の認識がすこし変わったりするのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。またどうぞ。
参考にしたサイト
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