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ジェラルドとアンディ(田崎)
時々思い出すこと。
最近思い出す頻度が上がったので書きとめておく。
私の家はホームステイの受け入れを何度かしている。私がまだ実家にいたころで確か4回。
最初の受け入れは小学校何年生のときだったか、パプアニューギニアからジェラルドという男性が来た。
ある夜、父と母が今からジェラルドを迎えに行くと言った。
車で向かったのはベイサイドプレイスだったと思う。
そこには酔ってベロンベロンになっているジ
ことばについて③【発語への欲求】(田崎)
私は喋ることが好きだと思う。
声を出すことや意味のある音を出してコミュニケーションをとることへの欲求があると思う。
喋ることがしんどいのは、喋りたいからなのではないかと思った。
発見していくこと・思考することは楽しい。感じたことを言葉にする喜び。得体の知れないもに輪郭ができる、姿を表す、出会う。出会いから影響を受けて更に思考する。変化していく。
音を出す。音波。私の出力で空気が振動する、その
ことばについて②【日常での発語】(田崎)
①で、日常において喋ることの遠さと、作品で「テキストの言葉として喋る」ことの発見について書いた。
そこから、日常での喋ることへの「遠さ」が具体的に何なのか、テキストとして喋ることを意識したとき何にしっくりきたのか(日常での発語との関係とリンクしたことは何なのか)を書き出したいと思った。
粗くても書き留めておくことを優先する。
メモ書きのようなもの。
まずは
【日常での発語について】
感覚・
2021.12.28(田崎)
もう去年のことだけど書き留めておきたいこと。
年末に絵の先生のアトリエに仕事に行った。
1.2年前、先生が受け持つ教室で私は生徒さんにたまたま持っていたキスチョコを配った。
先生は席を外していて、だから先生の道具が置いてある箱馬の端にチョコを置いた。
少しして戻ってきた先生は「あ、チョコ。」と言った。誰からなのかとか、お礼とかなんにもなく低い声でぼそっと
「あ、チョコ。」
それがなんかすご
2021おわり2022はじまり(田崎)
2022年になった。
2021年は演劇をたくさんした。
2020年にmelomysを立ち上げて映像をつくった。
2021年5月にひとり芝居『present』を福岡でやって、9月にSTスポット横浜でやった。
12月に『Dreamtime』をアトリエ春風舎で、『present』を宇都宮でやった。
ひとり芝居がなぜ平仮名なのかは田野さんがつかったのを真似しただけだけど、なんとなく、独り、と、一人、どっ
ことばについて①【発見】(田崎)
言葉を喋ることに対して「妥協」という言葉が浮かぶ。
言葉という記号に置き換えていく作業。
置き換えられなかったものたちが記号の強さによって形を変えていく、無かったことになっていく気がする。
大事なものをとりこぼしていく、私が擦り減っていく、そんな感覚。
このことをこんな風に断定するのもこわいけれど、話を進めるのに一旦言葉にしておこうと思う。
演技をするときは大抵台本がある。
言葉を与えられるの