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2021おわり2022はじまり(田崎)

2022年になった。
2021年は演劇をたくさんした。
2020年にmelomysを立ち上げて映像をつくった。
2021年5月にひとり芝居『present』を福岡でやって、9月にSTスポット横浜でやった。
12月に『Dreamtime』をアトリエ春風舎で、『present』を宇都宮でやった。

ひとり芝居がなぜ平仮名なのかは田野さんがつかったのを真似しただけだけど、なんとなく、独り、と、一人、どっちもあるからだと思ってる。

2017年に東京に来たとき、芝居から離れて就職しようと思った。
あのときの自分をおもうとこれだけ演劇まみれなのにびっくりだけど、なるようになった結果だと思う。

2021年は青年団に入団もした。

RoMT Acting Labで太田宏さんの芝居をみたとき、喋ることに注意を向け続けてきた人の声だと思った。
青年団の『走りながら眠れ』の能島瑞穂さんの芝居をみて、私よりずっと生き続けてやり続けてきた人の芝居だと思った。
今の私がどう頑張ってもみれない景色があるのはいいなと思った。希望だと思った。


2021年3月、無隣館で『カガクするココロ』をやった。楽しかった。好きな台詞が言えて嬉しかった。オリザさんの指示に沿って芝居を変えたら自分が生き生きした気がした。同時多発も、難しいことは楽しかった。
私は芝居が好きなんだなぁと自覚した。

『銀河鉄道の夜』も好きな台詞がたくさんあった。たくさん走って飛び跳ねるから膝が心配だったけど、やっぱり楽しかった。 

『present』は好きとか嫌いとかじゃなかった。
やると決めたからやる。
12月の宇都宮公演、裏で待機しながら、あぁ今からやるんだなぁと思った。STスポットのときもそうだった。福岡のときは覚えてない。だけど『ギャンブラーのための終活入門』のときの福岡公演のときはそんな感じだった。
「始まったらやるんだなぁ」

芝居するのも演出も続けていきたい。
芝居はやっていくんだろうなと思う。今のところは。

演出も続けていきたい。
今のところは、状況を作りたいというのがひとつあるみたい。
日々の行動に意味付けをしなければ怖がられたり阻害されるのには飽き飽きしているもよう。
回収されない、把握されない、もう少し逃げることに徹底したい。感覚や思考、技術をもってできるだけ戦略的に。この辺ざっと語れるほどに実践できていないからいずれ。

2022年は劇団で芝居してmelomysでやったりつくったりする予定。

そういえばmelomysがひとりから4人になったのも2021年。不思議。龍太郎くん、なっちゃん、れおくん、みんなのことを愛している。
面白くて魅力的な人たち。もう少し代表らしくいれたらいいけれど、代表らしさとはなんなのか。

melomysを立ち上げて同世代のひとたちに協力してもらうことも増えた。とにかくみんな面白くて素敵だ。私は、すごい、ありがとう、と言うばかり。何か返す機会があるといいなと思う。


寝て起きる宿があって、食べれている。年始は深夜にお参りに行ってみたり、お酒を飲んでボケーっとしたり、銭湯に行ったり、もう少ししたら京都で稽古がはじまる。
幸せ極まりない。助成金の報告が無事終わるといい。

生きていることがいいのかは分からないけれど、私が生きているのは周りの人たちのおかげでしかない。日々楽しいです。

2022.1.3

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