夫が単身赴任していました(5)夫とふたり並んで歩く
おはようございます。
夫が単身赴任をしていた時のことをシリーズで書いています。
2012年秋から2016年3月までの話になります。
始まった当初、長男は4歳半、次男は2歳8か月でした。
今回は単身赴任が始まってからの私たち夫婦の話です。
最初から読む場合はこちらからお願いします。
一緒に出掛けよう
次男が幼稚園に入園してからは、お弁当や給食があると14時半まではフリータイムです。
解放感と喪失感を味わう中で、夫が有給をとって「一緒に出掛けよう」と誘ってくれました。
行き先は2人でもよく出かけたみなとみらい周辺です。
最初に訪れたのは、結婚指輪と婚約指輪を購入したお店。
「せっかくだから、磨きなおしてもらおう」
二人で指輪を磨いてもらいました。
その後、夫が「お昼までに時間があるから、結婚式を挙げた式場に行ってみよう。」と提案しました。
到着すると、突然の訪問ではあるけれど、二人が式を挙げた披露宴会場と、式場を見せてもらえないか交渉し始める夫。
ひやひやする私。
すごく迷惑だったのではないかと思いますが、快く見せていただきました。
ちゃっかり高砂席に座らせてもらって写真を撮ってもらう2人。
思い出すのは夫からの手紙。
私たちは結婚準備中に長男を授かり、子連れ婚をしました。
結婚当初から私たちは夫婦2人ではなかったのです。
「子どもが巣立ったら、また新婚生活をしよう」と手紙を書いて読んでくれて、涙が出ました。
それでも、次男が生まれてからは、さらに子どもファーストになっていった私。
でも、夫はずっと変わりませんでした。
私のことも子ども達のことも3倍愛してくれていました。
でも、夫と同じように出来ていない自分。
そして、今日のデートもうれしいけれど照れている自分。
私って恋愛体質じゃなかったっけ?
と、この日何度も思いました。
私はちゃんと受け止めているか。
夫に対して素直な態度で接しているのか。
必死に子育てをしているうちに、色んなものが自分の中で変わってしまったことに気づきました。
私の中で大事にするべきは夫です(最近はお互いに忘れている)。
でも、そのことを少し置き去りにしている自分がいる。
当たり前と思ってしまっているけれど、それは違うと自分の両親から学んだはずなのに。
忙しい日々の中で夫は大人なのでつい「自分で何とかよろしく」という気持ちになってしまいます。
普段はそれでもいいけれど、時々しっかり思い出さないといけません。
単身赴任生活を、とにかく一緒に頑張ろうと改めて気を引き締めた日でした。
その後もコロナが始まるまでは、二人でよく出かけました。
写真は江ノ島にランチに行った写真(単身赴任期間中)です。
引っ越しをしてきて、子ども達がテニスで合宿に行った時は2人で小旅行もしました。
ときどき「二人の時間」を持つことは、とても大切で有意義な時間です。
感染状況にもよりますが、今後も二人で出かける時間が持てたらいいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は幼稚園の役員のはなしです。
いきなり現実的な内容ですみません。
よろしくお願いします。
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