恐怖を運ぶ足音

恐怖を運ぶ足音が
耳を塞ぐと響いてくる
もうどれだけ時は過ぎたの?
なのに消えない怯えた瞳
もうどれだけ時が過ぎれば
安心できるの?
無くなりはしない永遠に
抱えながら
生きてゆくしかないなら
いっそ自分を破壊してしまえばいい
あんな遠い目をして
自分を切り離すなら
いっそ全てを破壊してしまえばいい
この世の中に
安心して眠れる場所なんて
無いんだから
瞼が痛くなるほど
泣きすぎても
誰も助けてはくれないの
誰も助けられないぐらい
深い闇に墜ちたの

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