大人になるつもりはなかった

大人になるつもりはなかったの
私の人生は十代で
終わるはずだったの
生きてても意味がなかった
誰からも必要とされないなら
生まれてきたくなかった
この絶望は今もずっと消えない
いつ死んでもいいって
危険な場所にも身を置いた
何度も死にかけて
何度も空を見てた
なんで生まれてきたんだろう
なんで生かされているんだろう
私はこんなに死にたいのに
生きていたくないのに
どうしてなの?
神様は私に何を教えたいの?
私には分からなかった
だけど今日まで生かされてきた
生きてきた実感も無いまま
時だけが流れていた
大人になるつもりはなかったから
世の中のこと何も知らなくて
いつ死のう
今死のう
そのことしか頭になかった
いつになっても
「死にたい」は消えないから
「死にたい」は私にとって
親友みたいにとても身近な存在だから
「死にたい」も抱きしめて
一緒に生きていこう

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