琴瀬 那子

統合失調症です。 精神障害手帳2級もち。 拙い文章で こころのモヤモヤを 描いていき…

琴瀬 那子

統合失調症です。 精神障害手帳2級もち。 拙い文章で こころのモヤモヤを 描いていきます。

マガジン

  • 紡いでいく、うた。

    つたないうたを紡いでいます

最近の記事

分かってるよ

幾ら喪ったって 自らを押し込めたって 日々を 変わらず 生きていく事しか出来ない きっと このまま 何も伝えずに伝わらずに 寿命を迎えて 息絶える 果てしない心の闇が いつだって 私を殺しに来るから 知ってくれなくていいよ 伝わらなくたっていいよ 分からない 私にも分からない だから もう このままで善い 分かってるよ 私は倖せね こんな事 幾ら思い詰めたって 変わらない日々は とても、慈しむべき日々で ずっと、抱き締めてなくてはいけないの 分かってるよ 病みは押し

    • 紡いでいたい

      私は詩を紡いでいたい 例え 誰の心にも響かない言葉でも 自分がまだ紡げるのなら 諦めた心に びしびしと 氷が張り付いて取れなくても 溢れ出す儘に 指が動く儘に 夢のような現実が揺るがなく 此処に在るのだから 倖せを噛み締めて 氷を噛み砕いて 溶けて消えていくように 紡いでいたい そして、いつか 自分が紡いだ言葉が だれかの目に 耳に届く事があれば それは とても 倖せな事なのだろう、と きっと 自分は 想っている

      • 落下

        今 放とうとしている言葉は 何にもならない 無くなる物だ 必要ない そう 言われてる 言われてる気がする 自己を保ちつつ ひとを愛して あいされて そんな 日常だ しあわせなんだ けれど ふと 孤独を感じる時 わたしは 高い所から 落下していく 落ちていく 息が 心が 脳さえも 停止していくような 無くなる様な 信じられない速さで 落下していく 必死に縋り付く、その藁には どれほどの 強さがあるというの 自分自身で 造り出す 生きてる意味なんかに 本当に価値なんか

        • 笑って生きていたらいい。

           生きる事がいつまで経っても下手くそだ。 僕の事なんて、誰も見てくれない。 誰も興味がない。 僕も僕自身を知らない。見ていたくない。 こんなめちゃくちゃ自分なんて、自分として見られる訳がない。  混合性抑うつ障害、境界性パーソナリティ障害  統合失調症。 色んな病名を言われてきたけど  「お前は病気だ」って 何度も言われてきたけど  もう、病気自体が自我を侵食し過ぎて 僕自身は一体何処に在るのか、思考は何が自分なのか。何にも分からなくなってしまった。  そんな僕でも、大切な

        分かってるよ

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        • 紡いでいく、うた。
          14本

        記事

          僕の心が破裂してしまうまで、

           僕の心が破裂してしまうまで、 あとどれ位の季節を越せるのだろう。  そんな戯言を呟くと、君が目を細めて笑った。 破裂なんてしないよ、そんな訳ないよ。 そんな風になる前に、私がさ。  「多分、君の心を奪っちゃうから」  君が幼稚で、良かったよ。 僕の気持ちなんて、一切伝わっていないのだろう。 ニコニコと幸せそうに微笑んで、君は僕の首の後ろに両手を回した。 そして、僕の唇に自分の人差し指を触れる。  伝わる以上に、私は君の事分かっているから。 昨日、どんな事を考えて行動した

          僕の心が破裂してしまうまで、

          幾つもの傷跡を抱えて

          わたしには幾つもの傷跡がある 初めて付けた右腕の十字架 自暴自棄になって付けた両腕の縞縞模様 誰にも見られぬ様にこっそり付けた足の甲の哀色 これら ぜんぶ 自分で付けた傷跡 これからも消えずに 背負っていく鎖 でも 消えないからこそ 今に繋がっている、生きている、在る事が出来ている そして 下腹部に作られた 大きな縦の慈しむべき傷跡 2度も 同じ所を 同じ様に 切り刻まれ その腹の中から わたしの 大切なたからもの達が 無事に この世に生命を受けた 1人ふたりと言わず 

          幾つもの傷跡を抱えて

          きっと、もう咲いてくれてたんだ。

          夢を見ようと想ったとき。 夢の中に居ると感じたとき。 夢から離れようと決めたとき。 諦めてばかりだったのは、 自分が弱くて、脆くて しんどいなぁって 自分を守る事が出来なかったから。 生きることをやめたかった。 けれど、やっぱり生きたかった。 もう枯れてしまったと 決めつけていた花が 太陽の光を向いて 元気よく、咲いているのを まるで、 あたたかな光に 包まれた君のように感じて。 まだ、咲いててくれて ずっと もうずっと わたしのそばで 咲いててくれて たぶん、救

          きっと、もう咲いてくれてたんだ。

          何か歌いたいと想った けれど何もかも 枯れ果ててしまった 何を歌えば どう歌えば 良かったんだろう 喉元を通り過ぎて 空まで届けば叶うなんて 嘘だ 嘘だらけだ 叶わない もう 言葉なんて 捨てて仕舞えばそのまま 消えてしまえるのかな 枯れ果てた喉から 歌声はもう聴こえない #詩

          何か歌いたいと想った けれど何もかも 枯れ果ててしまった 何を歌えば どう歌えば 良かったんだろう 喉元を通り過ぎて 空まで届けば叶うなんて 嘘だ 嘘だらけだ 叶わない もう 言葉なんて 捨てて仕舞えばそのまま 消えてしまえるのかな 枯れ果てた喉から 歌声はもう聴こえない #詩

          娘に「生きて」と言われた

          「死にたい」って たぶん 今までもこれからも ずっと 想っていくだろう 自分がそう想うのは癖みたいなもので けれど 癖になったのはそれくらい 苦しいからだと思う。 日記にはたまに「死にたい」と書く それを娘に見られた そしたら 「死にたいなんて書かないで」 「一生懸命生きてるのに」 泣きながら そんなことばを 言って そんなことばを 言わせてしまった自分が 不甲斐ないし たぶん 親として最低だ まだ6歳の娘に 言わせてしまった、 傷付けてしまった もうこれから 「死にたい」

          娘に「生きて」と言われた

          文章の練習

          ここ最近、とんと文章を書かなくなってしまったので、たまにはこちらで長文を書く練習をしようと思う。 最初は、近況報告から。 6月に入って、4月からずっと休校していた学校がやっと再開した。 娘は今年で小学一年生。 入学式は出来たものの、その翌日から休校になってしまい、学校に行く事が出来なかった。 家でする課題も、親が教えねばならず 責任重大だった。と、いうのは親が思う事で 娘はきっと、学校が楽しみなのに行けない事が悲しかっだろう。 再開してから、2週間。 ランドセルが重いと嘆き

          文章の練習

          これでいい

          幸せな方だと思う。 結婚して、子どもも授かって。 ただ、自分自身の病気が邪魔して たまに何もかも見失ってしまうだけで。 未だ、抜け出せないでいるのは 私が弱いせいだとか そんなもん 置いておいて 外出したら、自分が分からなくなるとか 自分という意識を無くさないと 身体を保っていられないとか なんなんだろうね 解離症状とか なんやかんや あるみたいだけど だからなに? って 薬飲んで 無かったことにして 逃げてんの? とかさ 自分を責める 自分を否定する もう 一

          これでいい

          私って何にも分かってないんだなぁ

          私って何にも分かってないんだなぁ

          殴り書きでも何でもいいから、文章を書かないと 頭が空っぽになってどんどんダメになってく気がする。 何も浮かばない程、生活に必死なのは確かなんだけど。 こんなに何も浮かばないと、創作自体から遠のいてゆく。文章、って難しい。 下手くそでも浮かんでた頃のがよかったかな。 #日記

          殴り書きでも何でもいいから、文章を書かないと 頭が空っぽになってどんどんダメになってく気がする。 何も浮かばない程、生活に必死なのは確かなんだけど。 こんなに何も浮かばないと、創作自体から遠のいてゆく。文章、って難しい。 下手くそでも浮かんでた頃のがよかったかな。 #日記

          いきるこころ

          生きることを 諦めていない そもそも 死ぬ病気になんて かかったことない だから 身体が動く限り 心臓が鳴る限り このいのちを 辞めることは叶わない それでも 何故でしょう 「生きる事がつらい」と 「死んだ方が楽だ」と みんなから 笑われるような想いで わたしは 世界を漂っているのです 生きてるからには 元気でいたいです 痛いとか 苦しいとか そんなもの 要らないです ただ 楽しくて 嬉しくて そんな日々が 過ごしたい 私には無理なのかな 罪を犯して それを償えず

          いきるこころ

          文章が最近浮かんでこないので ちょっとノートでリハビリしようかと 考え中です

          文章が最近浮かんでこないので ちょっとノートでリハビリしようかと 考え中です

          おばあちゃん

          先日、祖母が亡くなった。 それからというもの、私は実感がないと言いつつ、祖母の顔や温もりを想い出す度に泣けてきてしまい1人で泣いていた。 今日、ある夢を見ていた。 すると、急に昔の実家の自分と祖母の部屋に、自分が寝ている事に気が付いた。 そして、感覚がその頃に戻っていた私は、唐突に不安になった。 「あれ、おばあちゃんがいない。なんで」 いつもの布団にも居ない。 そうして不安感に苛まれていると、祖母の顔がふと浮かんで、私を見つめていた。 「あ、おばあちゃん。 おばあちゃ

          おばあちゃん