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落下

今 放とうとしている言葉は
何にもならない 無くなる物だ
必要ない
そう 言われてる 言われてる気がする

自己を保ちつつ
ひとを愛して あいされて
そんな 日常だ しあわせなんだ

けれど ふと 孤独を感じる時

わたしは

高い所から 落下していく
落ちていく 息が 心が 脳さえも
停止していくような 無くなる様な
信じられない速さで 落下していく

必死に縋り付く、その藁には
どれほどの 強さがあるというの

自分自身で 造り出す
生きてる意味なんかに
本当に価値なんかあるの

落ちていく時は わたしは わたしでなくなり

いきる力をなくし それでも

必死に這い上がる、そうしなきゃ

あいしてくれる、君たちを
あいせなくなって、しまうから

落下していく

けれど、

また、浮き上がって

わたしは、わたしをいきていく。

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