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人に殺され、人に生かされる職業

転職して今日で2ヶ月が経ちました。
結論から先に言うと、2ヶ月と少し前の私の決断は間違っていなかった、です。

未経験から営業職を始めて、よかったことと悪かったこと?を書き留めて、この先で苦しくなったときに大丈夫だよと自分を支えられるようにしようと思います。

よかったこと①人間性が磨かれる

大袈裟かもしれませんが、これは研修を通して感じたことです。
営業職と人間性は切っても切れない関係性であると思いました。
例えば、相手のことを理解するためには、
傾聴する姿勢や否定せず尊重する姿勢が必要だと思います。考えればもっともっと出てくるでしょう。
これは、電話でアポを獲得するときや商談にも言えるのでは、と思っています。
営業が嫌われがちな理由として、『押し売りをする』ことが挙げられます。
相手のことを考えず、自分の成績だけを考えるから嫌われますよね。
それって、相手の気持ちを尊重せずに、しつこく好きですと言われているのと同じだなと思います。気持ち悪い、うざい、で終わりですね。

上記はほんの一例ですが、最近読んだ本に、『与えられる人ともらってばかりの人(giver/taker)』の話が出てきました。相手にとって必要な情報やものを与えられることができる人と、自分の私利私欲を優先する人。私は仕事においても私生活においても与えられる人になりたいです。しかし、それが大変難しいです。きっと一生練習だと思っています。ただ、相手から与えられたら、返したいと思うのでそこから始めています。

よかったこと②自分のやり方次第で成果は変わる

というと、全てがそうとは言えないかもしれませんが、可能性が高いと感じています。難しいようで、実は当たり前なことかもしれません。
少し声色を変えたり、話の順番や言葉を変えたりしたら相手への伝わり方も変わるかもしれません。自分だけが満足していても、他者がみれば伝わりにくい言い方があるかもしれません。少しずつ工夫していけば、取れなかった数字が取れるようになる、かも。そんなわずかな可能性に向かってやり方を変えていくのが、営業の面白いところ。

よかったこと③尊敬できる人がいる

これは私の前職を比較しての話でもあるし、今の会社だからそうだという可能性が高いです。が、今の会社に入社してよかったと思うことなのでどうしても。

前職では、尊敬できる人がいませんでした。尊敬できる人っていらない人もいるでしょうが、私には身近な目標とする人が欲しかったですし、自分の頭の中でイメージする尊敬できる人物像では補えない具体性が身近な人にはあると思うからです。

転職してみて思ったのは、営業職のみなさんの観察眼と寄り添い力の高さです。
観察眼に対しては、少し話しただけで性格を見透かされる恐ろしさと営業スキルの高さを感じます。私の会社には占い師が多いです。
そしてその観察眼を活かし、答えを提示するのではなくあくまで提案してくれます。選択肢をいくつかくれます。本人が納得する答えを見つけるまで寄り添ってくれます。私はそういうところに救われます。でも、待っているだけだと得られない報酬であることも同時に気付かされました。自分で発信することが大切です。発信すると、どこかで誰かが受け止めてくれます。そんな助けてくれる方、尊敬できる方が会社にいてよかったなと思います。

一方の悪いこと(???)も挙げてみましょう。

悪いこと①精神的にくるときがある

私は今、架電をすることが大変多いのですが、入社当初はメンタルにくることがありました…。
ガチャ切り、暴言、会話のラリーが成立しないなどなど。こんな人間がいるのか、とびっくりすることが多々あります。
周回遅れの赤ちゃんだと思えばかわいいもんです。

悪いこと②単純作業に感じることがある

これは私の業務内容だから顕著に現れやすいのですが、いつまで架電してるんだろう、、と遠い目をしてしまうときがあります笑
目の前のことに集中しすぎて、最終ゴールが見えなくなるときがありますね。
でも、これって営業に限った話ではありません。
今電話をしている相手が、私が勧めるサービスを利用することで幸せになってほしい、そのために今何をするべきかを考えたり、もっと効果的な営業をするために企業や行動を分析したりするなど、ひとつの作業から派生してやるべきことは増えていきます。
それを考えるのも楽しい時間だなぁと思いながら働いています!

まとめ

・転職してよかった
・職場環境大事
・営業は辛い時もあるけど、だからこそ磨かれる職業

 

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