ベトナム旅、最終日
なんとフライトが7:55なため、昨日の夜おそく空港近くのホテルに移動した。ネオンひしめくいかがわしそうな道に入ってゆくためすこし困惑したが、ホテル自体はこざっぱりとしていて、オーナーも陽気でよさそうだ。あしたは5時くらいには空港に着きたいからよろしくね、というと、わかったよという。ちょっと心配だが、きれいなホテルなので安心して寝れそうだと思って眠りについた。
しかし、なんか不安で2:30くらいにむーって起きたけどすぐ寝て、4:30にはねむねむの状態でまた起きなければならなくなった。
5時に出発してして空港でチェックインした。わたしの荷物は機内持ち込み7キロまでだったけど(ぜったいにオーバーしていると思ってドキドキしてた)なんにもチェックされなかった。チェックして言われる時と、されない時があるのでもう運としか言いようがない。
そのあとは保安検査まで進み7:05には搭乗開始だった。いつも使っている予約サイトで気がつけばプラチナ会員まで上り詰めていたので、VIPラウンジを使えるとのことで行ってみた。マッサージチェアや喫煙ルームがあり、新聞や雑誌読み放題で、なおかつご飯やアルコールが食べ飲み放題だった。軽食と書いていたけど、フォーやブンチャー、チェーなどのベトナム料理があったりすいかやドラゴンフルーツ(白)などけっこう種類があった。ビールはサイゴンビールやハノイビールがあり、ワインもあった。やばかった。
2年前のドバイ旅にひっぱられて空港のわずらわしさが嫌になっていたが、今回利用してみるとなんでもなかった。2年前はコロナ関係で用意せならばならない書類が多く、また情報に疎かったこともあり、「なんで国出るのにこんなに用意しないといけないんだよ!」と憤慨していただけだった。コロナがなくなってみると、飛行機に乗るためにはチェックインして保安検査等のエリアを抜けるだけだった。なにもこわいことはない。
この1週間、言語の壁にぶち当たることがなかったのもよかった。ベトナムの英語はなぜかするすると頭に入ってくるので、彼らが何を言いたいのかすんなりと理解することができた。ベトナム語は未だなおわからない。また、Grabを使いこなせたのもよかった。移動も、デリバリーも使えるのでほんとうに便利だった。
日本のサービスの優秀さや街の綺麗さと比較してしまうこともあったが、離れるとなるとさみしい。上からハノイの街を見ると、基本的に家の屋根は赤色だった。川の近くに密集して団地が作られており、人々の暮らしがうかがえた。今度来るときはちゃんと田舎の方もまわろうと思った。また、きます。服がベトナムの匂いになっている。なんとも言えない匂いである。わたしはこれが、嫌いではない。