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心を亡くすこと

毎日がやることで溢れていて、

それをどんどんこなしていく。

前に進んでるんだかも分からない状態で

ただ、淡々とこなす毎日。

それが流れ作業になっていることを自覚する間もない。

流れ作業になることで機械のようにそれを消化していく。


そこには感情もなにもない。



”忙しい”とは心を亡くすと書く


よくそう言われる。


まぁ考える暇も休む暇もなくなるから大変なんだろうな。


そのくらいの認識でいた。今日までは。


それこそ今日だって朝から晩までやることで溢れていて、

なんならここ1ヶ月くらいずっとやることで溢れている。


前は新しく始めることにワクワクだった。

こんな機会があるなんて幸せなんだな。頑張らなきゃなと、感謝の気持ちでいっぱいだった。


けれど最近はといったら、

あーこれもやらないと、あれもだ、

あーもう時間が足りない。

これ行かなきゃダメだよな。これもやらなきゃダメだよな。


〇〇しなきゃ。

という頭になっていた。


そうなるともちろん行動もそうなる。

後ろ向きな気持ちでいたら行動も後ろ向きになり前にあるものを正しく認識できなくなる。


本来であれば自分が持っているそのものは、

他の誰かにとっては喉から手が出るほど欲しいのに手に入らないもの。

今自分が置かれている環境は

自分以外の誰かが見えないところで動いてくれているから

成り立っている環境である。




心を亡くしていたら、

自分が持っているコトやモノへの感謝の気持ちを忘れる。


感謝の気持ちを忘れた時、それは心を亡くしている時。



情報が降って湧いて出てくるような時代に

どれだけ振り回されずに、目の前のこと、自分自身と向き合えるか。



”お前がいる場所を考えてみろ”

仲間がこう言われていたのを聞いてハッとした。


今の自分は恵まれた環境にいたのを忘れているなと。


気づけてよかった。



忙しいという言葉が浮かんできたときはチャンスだ。


今の自分はきちんと一つひとつと向き合っていられているか。

今の環境にありがとうと言えているか。


立ち止まって考えてみよう。


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