見出し画像

なかなか回復しない心

仕事を辞める、つまり失業をすることが決まった。

もちろん、そこに至るまでは、さまざまな経緯があった。

ダメージがないわけないのである。

「本当にやりたいことがあるので」「夢があるので」という人は、清々しい気分で退職できるのかもしれない。

辞めざるを得ない状況に追い込まれた身としては、安堵しつつも、落ち込んでいる。

失業すると書いてから、noteのフォロワーが増えたことにも、少しへこんでいる。

人の不幸は蜜の味でフォローされているのか。

それとも転職を考えている人が参考にしようと思ってフォローしているのか。

どちらなのだろう。

他人に対して、疑心暗鬼になっている。

それに、今のわたしは、すぐに寝てしまう。

ベッドで本を読みながら、よく寝落ちする。

そのうえ、読んでいるはずの本の内容はほとんど頭に残っていない。

そして、スマホが唯一のお友達になっている。

(脱スマホ宣言したばかりだというのに!)

早く転職活動をしなければ、という焦りもある。

一方で、少し休みたい、考える時間がほしい、という自分もいる。

なんというか、何もままならんね。

頭痛と肩凝りに悩まされているけれど、運動する気も起こらない。

最近は、ムダ毛処理やら化粧やら、身なりを整えるのも面倒くさい。

おそらく、鬱の入り口にいるのだろう。

セルフケアを怠り出すと、まずい、というではないか。

(コロナ禍で外出ができないので、テンションのあげようがない。あと冷房のせいで自律神経が狂っている、というのもある)

自炊なんて全然したくないので、毎日弁当か冷凍食品で済ませている。

これもセルフネグレクトっぽいような気がしないでもない。

まずは、ていねいに歯を磨き、きちんと入浴をする。

それができたら、洗濯と掃除をしよう。

人生は行きつ戻りつ、一進一退を繰り返すだけなのかもしれない。

いともたやすく、バランスは崩れる。

ただ、今は正直、職場で裏切られたこともあり、他人に対する期待値は非常に低く、また他者の承認を得たいという欲求が消えている。

他人に対して攻撃的になる元気もない、といったところだ。

もう一人の自分が、自分自身を両足で立たせることに必死になっており、そこに他者は要らない、という感じだ。

わたしはわたしを救わなければならない。

大きな溜め息をつきながらも、やるしかない。

残念ながら、わたしの世話をしてくれる人は、わたしだけなのだ。

チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!