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k7123
ぶり返す怒りについて
なぜ「感情」を反芻してしまうのだろう。特に「怒り」は、しつこい。
退職することが決まっている職場に行くのは苦痛で、とりわけ月曜日がきつい。土日で気持ちが解放され、未来のことを考えていたはずなのに、過去に引き戻される。すると、ふつふつと怒りがわいてくる。
穏やかな気持ちが、急にざわつき、怒りが戻ってくる。職場の事物や空気感がいろんなことを想起させるのだろうか。
もちろん、これは、わたしの脳の癖で、コントロールできる類のことでもあると思う。
今は、まだ渦中にいるので、さざ波、凪、荒波がループする感じだ。
我ながら、バランスが悪く、要領が悪かったのかもしれない、とひとり部屋にいるときは思う。
しかし、我慢を続けることも難しかったのではないか、ともう一人の自分が言う。
後戻りはできないのだから「あのとき、辞めてよかった!」という人生にするしかない。
「怒り」はコントロールしたい。でも、喜怒哀楽のない人生を歩みたいとは思わない。
たとえば、小説や映画が喜怒哀楽のない登場人物たちで構成されていたとしたら、わたしはそれを楽しめるだろうか。あるいは、感情のない人を好きになったりするだろうか。
感情を邪魔者扱いしていたら、動物的な本能が鈍るような気がする。逃げるべきときにそのアラームを鳴らしてくれるのは「感情」という形式なのではないだろうか。
ただ、今の落ち込みは、ただ単に台風の気圧が原因かもしれない。
わたしは、いつも自分が動物であることをすぐに忘れてしまう。
自分を猫や犬や猿だと思って、ちゃんとグルーミングしなきゃね。
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!