どうせ捨てるなら...!着なくなった大人服を子ども服へリメイクしてみたらいろいろ考えさせられた話
しばらく投稿していませんでしたが、久しぶりに。今日は服の話題です。
いつも服屋へ行くといろんなことを考えます。
「かわいいけどちょっと高い...」
「ここの形がもう少しこうだったら...」
これらはみなさんもよく思うことだと思います。
私は、それに加えてこんなことも考えます。特にセールのときでしょうか。
「この大量の売れなかった服はどうなるんだろう...」
セールが終わるとだいたいのお店では店内が一新されているので、結末はだいたい想像できます。最近は去年の売れ残りかな?というような服たちを季節の始めに見かけることもありますが。
毎年大量の服が売れ残り、破棄され、また服が大量に作られ、売れ残り、、、ということの繰り返しで、それがファッション業界で当たり前というか、仕方がないことでもあるのかなと思うこともあります。
ファストファッションが当たり前になってきた昨今では、家庭でも服の寿命が短くなっているように感じます。流行のものはワンシーズンもてばよいといった具合でしょうか。
前置きが長くなりましたが、、
私は環境のことを考えるなら、買った服はできるだけ長く着たいと思っています。しかし、当然服には寿命があり、とても人前では着れない状態になっていきます。Tシャツなどは夏のパジャマや部屋着にしたりできますが、素材や形によってはそうもいかないこともあります。
そういった「エコ魂」に加えて、私には「節約魂」も備わっているので、ここで発明(というほどでもないですが)が生まれました。
着なくなったけど、捨てるのはちょっともったいない。なら、子ども服にリメイクしよう!エコだし、子どもの服代も少し節約できる!
子どもの成長は早いもので、服を買うときはいつもワンシーズンで着れなくなるのを覚悟で買っています。何とか去年のを着れることもありますが、やっぱりそのシーズン中にきつくなるものです。
どうせ捨てるなら、失敗してもいいや!という思い切りの良さで型紙などは使わず思ったようにどんどんミシンで縫っていきます。
今回は、私の母、つまり子どものおばあちゃんが着なくなった服をリメイクしてみました。
beforeがこちら。
半ズボンです。昔夏のパジャマにしていたものです。近くで見るとパターンがかわいいので、使ってみたかった。
女の子らしい柄です。今回は、保育園でも履けるようにズボンを作ってみました。
ゴム紐も大人サイズのものをそのままリユースしているので、太めです。ゴム自体は緩くなっているので、ゆったり着れそうです。
布が余ったのでキャミソールも作ってみました。
腰紐を肩紐にしました。肩紐は前後で分かれていて、結べるようにしたので成長に合わせて長さを調節しながら着れます。まだ着せてはいませんが、丈が長ければまたリメイクすればいいと思って元のズボンの丈のままです。
さらに、シャツもリメイクしました。
胸元のポケットがかわいらしい。
タンクトップになりました。子ども服にしては大きなポケットになりました。実際に着せるとまた印象が変わりそうです。
襟の部分の布を肩紐にしました。薄くて加工しやすかった。
いかがでしたでしょうか?素人なのでクオリティはご愛嬌。ワンシーズンだけですから。
我が家は物持ちが良い方で、これらの服も10年以上着ていたものだと思います。でもデザインや色が好みだと手放し辛いですよね。子ども服へのリメイクは、エコで、経済的で、趣味にもなります。何より自分好みの形にできるし、失敗してもいいやと思い切ってできるのがメリットです。
私のリメイクの原点
昔、高校生のとき、母になにかプレゼントしたいと思って、コサージュを作ろうと決めて手芸屋へ布を見に行ったことがあります。そのとき、高校生の私には欲しかった布が高くて買えませんでした。その帰り道にとあるファストファッション店に入ってみると、探していた布と同じような素材のスカートが100円で売っていました。布がたくさん使えるように一番大きなサイズを買って、そのスカートを切ってコサージュを作りました。
誰も着なかったかもしれないスカートが、コサージュになり、母に喜んでもらうことができました。大事にしてくれていて、一度も付けず飾ってありますが(笑)
一見、価値がないものも誰かにとっては何かの材料や資源となって、新しい価値を生むこともあります。私たちが住む地球のためにも、もう一度「捨てること」について考えたいですね。
説教くさくなってしまいましたが...
何かリサイクル•リユース•リメイクなどについてエピソードやアイデアがあればぜひシェアしてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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