自分自身のことが嫌いだとめちゃくちゃ損である理由

こんにちは。メヒシ（@mehishi2）です。

突然の質問ですが、自分のことは好きですか？

この問いに自信をもって「大好きです！」と言える人って、きっとそんなに多くないのではないかなと思います。

※「自分のことが好きです」と言える人は、この記事はブラウザバックで問題ありません。

かく言う私自身も「まぁ、好きかな」くらいです(笑)
しかし私はかつて、自分自身のことが大嫌いでした。
なので少しは成長しているのかなと思えます。

私が自分自身を嫌いだった理由は、純粋に欠点だらけだからです。

• 地頭が悪い

• 要領が悪い

• 運動神経が悪い

• 本番に弱い

これ以外にもありますが、見事に欠点だらけの人間です。

正直、これらの欠点については現在もあまり変わっていないのですが
幸いなことに、「これはこれで仕方ないか(笑)」と受け入れられるようになっています。

人と比べても仕方ないですからね。こればっかりは本当に。

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自分自身が大嫌いだったメヒシに何が起こったか

さて前置きが長くなりましたが、私自身のエピソードということで話を進めていきたいと思います。

まず一つ、皆さんにも一緒に想像をしてほしいと思います。

少し気分を害するかもしれませんが
いや、少しどころじゃなく
大変気分を害することになり誠に申し訳ないのですが

あなたが大嫌いな人のことを一人、思い浮かべてください。

不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありません。もう少し我慢して想像を続けてください。話を進めます。

もしもあなたの大嫌いな人が、周囲の人たちから
「あの人は本当に聖人君子のような素晴らしい人だ」と大絶賛されていたら、あなたはどう感じますか？

ものすごく複雑な気持ちになりませんか？
モヤモヤしますよね。
絶賛してる人たちに対して、「は？」という気持ちになりますよね。

私は、なります（きっぱり）

話が変わりますが

つまり、自分を嫌いになると
これがそっくりそのまま自分自身に対して行われてしまうと思うのです。

言い換えると、あなたへの褒め言葉に対して
疑いの気持ちを向けてしまうようになると思うのです。

これは、まさに私自身がそうだったからです。

ありがたいことに、私のことを高く評価してくれ、褒めてくれるような人にも出会いましたが、その度に私は

「この人、俺の本性も知らないくせに何を……」とか

「俺のダメなとこを知らないからそうやって褒められるんだろうな」とか

こんな風に、私は彼らの気持ちを心の奥底で踏みにじっていたのです。

もちろん、口にも態度にも出していませんので
ありがたいことにその方々との交友は今でも続いていますが
当時は本当に申し訳ないことをしたなと思っています。

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自分自身が大嫌いだったメヒシに起こった更にヤバいこと

勘の良い方であれば、もしかしたらここからの流れは想像つくかもしれません。

それでは、もう一つ想像してください。

先ほど想像していただいた、あなたの大嫌いな人が
もしも「アイツ本当にクソだよな」とボロクソに非難されていたら、あなたはどう感じますか？

こちらは個人差あるかもしれませんが……。

昔の私なら、大笑いしたかもしれません（小声）
それは言い過ぎにしろ、納得してしまうのではないでしょうか。

つまり……自分自身を嫌いだった私に何が起こったかというと

私のことを嫌う人に興味を持ってしまったのです。

職場に、どう考えても私と相性が悪い上司がいました。Aさんとします。

言い方は悪いですが
Aさんは、とにかく口が悪く、いつも愚痴ばかりで、誰かをこき下ろすところしか見たことないような人です。

会社の飲み会で、たまたまそのAさんと同じ席になった時に

私は過去の経歴、高校中退の話などを聞かれ、最終的に以下のように言われたのです。

「メヒシお前、超親不孝者だよね。こんな出来損ないに育って親は泣いてるぞ？」

「お前は少しお勉強できたのかもしれないけどさ、地頭は間違いなく悪いよね。お前の仕事見てれば分かる」

……これ書いてて既にムカムカしてきたのですが、続けます。

その時の自分はこう思いました。

「Aさん、すげえこの人！俺の本質を見抜いてやがる！！！」

……我ながらアホすぎます。

実際、Aさんの言ってることは事実かもしれないけど
Aさんに近づいてはダメだと当時の自分に優しく声かけたい……。

その後、私はAさんをサシ飲みに誘ったりしました（マジ）。

しかし、その後もAさんからの容赦のない言葉の暴力は止まるはずもなく、言葉の暴力に殴られ続けて疲弊しきり
数週間後には、完全にAさんのことは無理になってしまいました。

ここまで読んでいて
「おいおいおい……」と思った方も多いと思います。
思わず呆れてしまうような話なので
ここまでいってしまうのは極端すぎる例だとは思いますが

私の愚かな経験より、注意喚起をしたかったのです。

私は、褒め言葉を素直に受け取るのって意外と難しいと思っています。

いまでも「ありがとうございます」と言うように心がけていますが
なかなか恐縮してしまう場面は多いです。

でも皆さんには、自分のことをディスるような人のことを好きになることは、決してしないで欲しいと切に願います。
傷つきます。傷つき損ですから。

愚かな愚かな経験をした、私からのお願いです……。

「自分大好き！」は相当難しいと思います。
実際に私もまだまだそこにはたどり着けないですが
でも、自分を受け入れるようになってから、少しずつ好きになれてきました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。