【出産記録】ちいさな命と私の母性が生まれた軌跡〜入院生活について②〜
入院生活3日目
朝に検温や、血圧をはかってもらったら、赤ちゃんとの再会。
この日の午前中に沐浴指導を受けました。
片手で支えるのが不安定で、泣き出さないかドキドキしながらの挑戦でしたが、なんだか気持ちよさそう。
ご機嫌だったので、一安心。
10時以降は、3時間おきに授乳タイム。
母乳を左右あげて、その後にミルクもあげて。
哺乳瓶を洗って消毒。
このルーティーンを繰り返します。
完全母乳での育児を希望していますが、しっかり母乳が出ているのか若干不安。
ただ、不安がっていても仕方ないので、痛くないように吸ってもらえる位置探しに苦戦しながらも、とにかく初めは吸わせて刺激を与えることに集中しました。
お楽しみのこの日の献立
【朝食メニュー】
・ご飯
・すまし汁
・日向鶏の西京焼き
・くるま麩の卵とじ
・しらたきのまさご和え
・焼きのりと牛乳
【昼食メニュー】
・ネギチャーシューまぜそば
・スープ
・もち米天津
・中華サラダ
・杏仁豆腐
【おやつメニュー】
クレープ
【夕食メニュー】
・栗ご飯
・豚汁
・秋鮭と野菜のホイル焼き
・れんこんまんじゅう
・和風サラダ
・茶碗蒸し
この日のメニューも全部美味しかった…!!!
特に、西京焼きと点心、れんこんまんじゅうがお気に入り。
本当は温かい出来立てを食べたいけれど、ちょうど食事のタイミングと赤ちゃんのぐずりタイムが重なり授乳をしていると、冷めてからの食事スタートになることもしばしば。
これはもう仕方ないですよね。
この日は連休の最終日だったので、主人も面会に来てくれ、束の間の我が子との再会を楽しみました。
夜の赤ちゃんとの同室ですが、退院後の体力温存のため、早めに預けることを決意。
21時、0時、2時と母乳とミルクをあげたら、預かりをお願いしました。
1時間半ほどの睡眠を繰り返し、朝を迎えるのは、まだ回復しきっていない身体にはとても堪えました。
入院生活4日目
あっという間の入院最終日です。
天気は台風の影響であいにくの大雨。
朝ごはんを食べたら退院に向けて、検温、採血、検尿などの検診を行っていただきました。
身体は順調に回復傾向に。
子宮の収縮も順調で嬉しい。
妊娠中に指摘を受けていた鉄分不足も、素晴らしい献立のおかげか数値は良好になっていました。
食事からの栄養補給は本当に大切。
検診が終わった後は、赤ちゃんを引き取り同室を再開。
この日から、母乳が徐々に出はじめていることがわかるようになってきました。
ゴクゴク
赤ちゃんの喉の音と動きを感じた時はちょっとした感動ものです。
飲んでくれている!
助産師さんにも、これなら完全母乳でいけそうと太鼓判をいただき、ホッとしました。
徐々にミルクの量を減らしていくことができ、体力的にも精神的にも少し余裕が出てきました。
「退院」の二文字がじわじわと現実味を帯びてきます。
産院のご飯も食べれなくなるのが少し寂しい。
そんな、この日の献立はこちら。
【朝食メニュー】
・フレンチトースト〜キャラメルアップル〜
・スープ
・野菜のベーコン巻き
・パンプキンサラダ
・フルーツとジュース
【昼食メニュー】
・ごはん
・味噌汁
・鯖の竜田揚げ
・袋煮
・たこときゅうりの梅肉あえ
・小豆ミルクプリン
【おやつメニュー】
キャロットマフィン
入院最終日の夕食は「お祝い御前」
コース料理でボリュームもさらにパワーアップ!
【夕食メニュー】
前菜
・ポルチーニ茸のマリネを詰めたトマトのファルシ
・里芋のフリット〜ブラウンマッシュルームとチーズのソース〜
・生ハムと栗のフリカッセ
スープ
・ホタテの豆乳クラムチャウダー
魚料理
・真鯛の鱗焼き〜ノイリー酒ソース〜
お口直し
・ノンアルコールマルガリータのシャーベット
肉料理
・牛ヒレ肉のソテー〜プルーンと黒ワインのソース〜
3種のパン
デザート
・プチフール 季節のフルーツの盛り合わせ
・ノンアルコールワイン
・タンポポコーヒー
すごくないですか?
シェフお店出せますよ!のレベルです!
ノンアルコールワインも砂糖や添加物も入っていないもので、すっきりしていて料理とも合わせやすい。安心して飲むことができました!
ただ、美味しい食事を一人で食べるのは少し寂しかったので、主人とLINE電話で繋ぎながら食事をしました。
私がフルコースを食べている一方で主人の食事は、ドミノピザでキャンペーンをしている700円のエビのピザ。
本人は、とても満足そうでした。笑
明日はもう退院か…
新しい生活の始まりに楽しみ半分不安半分。
食事の後にシャワーを浴び、産院での最後の夜を赤ちゃんと過ごします。
20時の授乳時には44gも飲んでくれていたのでミルクはなしに。
22時、0時、3時、6時の計4回の授乳タイム。
大泣きすることはなく、ぐずったら起きる。授乳。就寝。を繰り返します。
はじめて丸一晩を一緒に過ごすことができました!!
達成感!
もし無理そうであれば、潔く預けようと思っていましたが、一緒に過ごせたことで今後の生活に少し自信が持てました。
入院生活5日目
いよいよ退院の日です。
お迎えの時間は午前11時。
主人が仕事の休みをとってくれ、迎えにきてくれます。
朝ごはんを堪能し、退院の準備。
【朝食メニュー】
・ご飯
・味噌汁
・金目鯛の煮付け
・だし巻き卵
・卯の花
・納豆と牛乳
最後の食事は大好物ばかり!
最高です。
食欲もかなり回復してきたので、ほぼ完食。
5日間の入院生活。
若干の寝不足気味ではありますが、ゆっくりとした時間を過ごすことができたのでかなり体力の回復を感じます。
これもスタッフさんのサポートと美味しいご飯のおかげです。
五の橋産婦人科はお土産も盛りだくさん!他の産院もそうなのかな?っとは思いますが、大きな袋いっぱいに詰め込みました。
退院後に使えるものばかりで本当に助かります。
今、家は試供品の山。
あっという間になくなりそうではありますが。
お迎え時間になり、親子3人の写真撮影。
新たなスタートの始まりです。
五の橋産婦人科には本当にお世話になりました。
はじめての出産をこの産院で経験でき、心からよかったと思います。
出産は命懸け。
産後も思うように身体が動かず、痛みを我慢し辛い期間ではありますが、産院の細かな気遣いやおもてなしの心を感じ、とても気持ちよく入院生活を過ごすことができました。
また妊娠することができたら、またここで産みたい!と強く熱望。
ただ、今は未来の話をするよりも現実と向き合わなければ。
本当に大変なのはこれから。
娘の人生に対する親の責任の重大さを感じ、不安な気持ちもありますが、まずは楽しむこと。感謝と笑顔を忘れないこと。
それらを大切にして、一緒に新しい人生を歩んでいきたいと思います。
【出産記録】ちいさな命と私の母性が生まれた軌跡〜退院後について〜につづく
読んでくださってありがとうございます!サポートは必要ありませんので、代わりに「スキ」「シェア」「コメント」をいただけたら嬉しいです!