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書評#4 宝くじに当たる以外に1億を手にできるかはこの習慣にかかっている。

新年仕事も始まりました。私は、東京のWeb制作会社でWebディレクターをしている35歳独身女子です。主に担当サイトは企業サイトや専門学校、大学等、教育業界サイト等。B to Bサイトを構築しております。

職種柄、PCさえあれば仕事ができます。そのため相変わらずリモートワークが続いています。2度目の緊急事態宣言が出ようとしている最中、まるで1年前では想像つかないような世の中になりました。外に出ずとも自分の仕事を完了することができ、待遇もこれまで同様に頂ける。当たり前だった日常の1つ1つに感謝する日々です。

それでは、美容室「EARTH」の取締役を務める山下さんの書いた下記の本をご紹介します。

概要

年収1億円になる人の習慣(2018年8月22日 第1刷発行)
著:山下 誠司

冒頭では、美容室「EARTH」の人の本か〜さぞかしギラギラしているのだろうなと思い読み始めました。けれど山下さん論理的アプローチ、感情的なアプローチいずれもあり、努力の人だと心打たれてしまいました。山下さんの習慣を36のエピソードに紹介している本です。

その36の習慣の中で、私でも明日から実行できそうなハードルの低く、且つ、目から鱗な習慣を3つご紹介します。

1.電卓を持つ

稼ぎたいのであれば、数字を好きになること。山下さん自身も、大手企業の会長からそう、たしなめられたそうです。そして、電卓を持つことを教えられ、即時電卓を購入したとか。

その大きな意味として、現場の異常値の把握、社員のごまかしを牽制、数字のトリックに騙されなくなったという3つのメリットがあったとのこと。これは大きく頷きます。確かに、スマホの中に電卓機能はあるものの、その2~3秒立ち上げる動作が億劫になる。常に机の上に電卓があれば、数字の疑問を直ぐに解決できる。

私は、Webディレクターなので、主に見積り計算、仕入れ値や工数のチェックを主に使用していますが、お金の計算以外にも、時間の計算や、企画書を書くときに全体の●%に○○があった等、数字が必要な場面は複数あります。
好きなピンク色の電卓を購入したいと思います。

2.体重計にのる

これも電卓を持つと似たような考え方になるのですが、自分自身の管理をできない人が仕事の管理やお金の管理ができるものかとおっしゃっています。また毎日500g減ったとか、1kg増えたとかわずかな変化を見逃さない習慣は、数字にも強くなる。

美容室という職業柄、更に身体は細身である必要がありますよね。それは、他の職業でも通づる部分があると個人的には感じています。特に顧客折衝する仕事であれば、お客様からの印象は大事ですし、営業職であれば尚のこと。モデルのような体型になる必要はないかもしれませんが、すらっとしているに越したことはない。少なくとも気づいていたら10kgも増えていたということは避けられます。

この小さな変化に気づくことが日々の仕事の変化にも気付けると著者はおっしゃっています。

3.神社はお願いをするところではなく、誓いを立てる場所

これは目から鱗でした。お願いは、他力本願ですが誓いは自分の行動が変わる。「1年健康でいられますように」ではなく、「1年健康でいられるように努力します」とすれば、一気に「食事」に気を使ったり、「運動」したりしようかなと思います。

この本では神様だけではなく、御墓参りでご先祖様へ、上司へでもお願いではなく誓うという発想になるだけで劇的に考え方が変わると述べています。

「1年後に本を100冊読みきれますように」ではなく、「1年後に本を100冊読みきると誓います」が望ましい。

引き続き、読書生活を目指したいと思います。

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