脱・壁の花

誰かのパロディでありたくない。

幸せでいたい。

女である事を楽しみたい。

僕は死ぬように生きていたくはない。

言葉と共に生きていく。
言葉に支えられて生きている。

名言とか格言とか。
好きな曲の歌詞とか。
映画や小説の台詞とか。

心に響く、というより
心に沈む、そんな感じ。

自分の書く文章に散りばめたり。
日記の一番下にそっと添えたり。
鏡に真っ赤なペンで書いてたり。

文字にして、目に触れるようにして。
なにかの拍子で忘れないようにして。

でもその通りに行動してるかっていうと。
言葉の意味を理解しててもその通りには。

できない。
いや、やろうともしてなかったかも。

立ち止まることはない。
常に動いている。
そんなつもりでいただけ。

時は止まらない。
でも私はいつまでたっても先に進めない。
目の前に壁なんかないのに。
過去にしがみついて前を向くのを怖がってる。

なにも怖いことなんかないのに。
過去に縋っても未来なんてないのに。

やりたいことは山ほどあって。
こうしたい、ああなったらいいなって。
夢見ることは簡単なのに。
それを叶えようと動く自分がいなくて。
でも。だって。だけど。
そんな卑屈な自分が嫌いなのに。
ずっとこのままは嫌だって思うのに。

Now or Never.
今やるか、永遠にやらないか。

毎日必ず一度は見る鏡にこれを書いた。
シンプルで、でもちゃんと胸にずっしりと沈む。
今の私にいちばん必要な言葉。

今やれ。じゃないと永遠にやらないぞ。
そうやって自分に言い聞かせてる。

動け、私。

いつか後悔することのないように。

やらないで後悔するならやって後悔する。
そう決めたんだから。

今しかないんだから。

今この瞬間、私たちは無限だ。

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