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#310 【骨筋】【運動】足のむくみ解消にかんたん筋膜リリース|足からだ健康ラジオ

🎶📚音声配信に補足を入れながら記事にしています。

皆さん、こんばんは。
めぐミカです。
きょうも一日お疲れ様でした。

骨と筋肉の【骨筋】シリーズを
健康管理士の機関誌「ほすぴ」を参考にお伝えしております。

前回までは
股関節が柔らかいと健康寿命を伸ばすことができる、
しかも脳に良い影響与えるので、
認知症予防にもなるというお話をしましたね。
体操やストレッチもお伝えしました。

「筋膜」とは?

今回は筋膜リリースについてのお話。
「筋膜リリース」という言葉が出始めてしばらく経ちます。
皆さんは「筋膜リリース」って実際のところなんのことかご存知ですか?

きょうは筋膜の構成や構造について少しお話ししてから
最後に足の浮腫を撃退する、
簡単にできるふくらはぎの筋膜リリースの仕方をお伝えします。

それではまず筋膜についてお伝えします。
姿勢を支えてくれているのは骨と筋肉だけではないんですね。
骨と筋肉以外で重要な役割を担っているのが
今からお話しする筋膜です。
この筋膜とは
筋肉の外側を覆う薄い膜のことを言いますが、
浅筋膜(せんきんまく)
・深筋膜(しんきんまく)
・筋周膜(きんしゅうまく)
・筋外膜(きんがいまく)
・筋内膜(きんないまく)

という5つの層になっています。

筋肉については#163〜#177の筋活シリーズで以前にお伝えしていました。
筋細胞が伸び縮みすることによって筋肉が動く、
そしてその筋細胞を束ねて束ねて束ねて、
大きな筋肉になっているという話をしていました。

その筋繊維を束ねて束ねて束ねて、
筋肉だけではなく、
骨や臓器の全てを覆っているのが筋膜
で、
その筋膜同士は連なって一つの大きなネットワークを作っているんですね。
骨と筋肉がバラバラにならないで、
内臓があるべき位置にちゃんと保たれていて、
人間そのものが一つの塊として保っていられるのは、
この筋膜のおかげでもあるんですね。

そして私たちが地球の重力に逆らって
地面を下にして立っているときの
筋膜の引っ張る力を張力と言います。
張力が自立するための
主要な役割を担っているということで、
第二の骨格とも呼ばれています。

筋膜の構造 

次は筋膜の構造についてクローズアップしていきます。
筋膜というのは粘りがある液体に浸されていて、
コラーゲンを主成分とする膠原繊維、
そしてもう一つ、エラスチンを主成分とする弾性繊維という
2種類の繊維状のタンパク質からできているんです。

イメージは、網で形成されたハムかな?
ハムを包んでいる網が
2種類の違う性質の網が掛けてあるとイメージしてください。

膠原繊維は通常はたるんでいますが、
外から圧力が加わると直線的に形を変えて、
全身の変形を防いでいます。

弾性繊維は弾力性が高く
力が加わると伸び、力が抜けると縮むため
膠原繊維の元の形に戻していく。

このように2つの種類の繊維状のタンパク質がお互いに協力しあって、
体の形を整えたり、
体の動きに合わせて形を戻したりしているんですね。

体調が崩れる原因

しかし、水分不足や運動不足、
長い時間同じ姿勢で固まることなどにより
筋肉の柔軟性が低下して
筋膜が萎縮したり癒着してしまうと
骨や関節の配列が崩れて
筋肉の働きを妨げたり、様々な不調につながってしまいます。

それで、筋膜を柔らかくして
萎縮や癒着を解消するために行うのが筋膜リリース。
ストレッチなどを行うことで、
一時的に筋肉自体は柔軟性を取り戻しますが、
筋膜の柔軟性がなければまた萎縮してしまいます。

ですから、筋膜を正常な状態に戻すことで、
筋肉の柔軟性を引き出し、
関節の可動域を拡大することができるようになります。
そうしたら筋肉のハリやコリの軽減、
血行が改善されて、
浮腫の解消につながるということですね。

筋膜リリースで
ふくらはぎの浮腫を解消しよう

それではふくらはぎの筋膜リリースの方法をお伝えします。

手の指やストレッチポールなどを使って
体の部位に圧を加えてより深い部分までほぐし、
筋膜を正常な状態に戻すことを筋膜リリースと言っています。

ふくらはぎは筋肉が固まりやすく、
むくみやすい部位なので
筋膜リリースが効果的であると考えられています。

手軽にできまず、
用意するものがあります。
・ストレッチポールを作る
ラップの芯にフェイスタオルを巻いて
輪ゴムで数カ所固定しておきます。
準備はこれだけです。
・注意する点
かえって症状を悪化させる場合があるので
圧をかけすぎたり、
痛いほどやりすぎたりはしないこと。
ご注意ください。

・一緒にやりましょう
1.足を伸ばして手を後ろについて座ります。

2.次にストレッチポールの上に左足のふくらはぎを乗せます。

3.その上に右足乗せて20〜30秒キープします。

4.キープした後、小刻みに30〜60秒ほど少し揺らします。

ここで痛気持ちいいと感じる程度の強さで行うのがポイント
ゴリゴリとかぎゅぎゅっと大きく揺らしたり
圧力をかけすぎたりしないでくださいね。

5.反対の脚も同様に行います。

市販のストレッチポールがあればそれを活用できますし、
簡単にストレッチポールは作れるので1つ用意しておくと家族で使えますね。


きょうは筋膜についてお伝えしました。
筋膜リリースでふくらはぎの浮腫を解消する方法もお伝えしました。

次回はピラティスについてお話ししたあと、
お腹のインナーマッスルを鍛えて、
お腹周りをほっそりとする方法を紹介します。
楽しみにしていてくださいね。

シャローム
またね



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〈自己紹介&メッセージ〉

今日も聴いてくださり有難うございます!
健康管理士でメディカル・リフレクソロジーである中国足心道療術師の本格足揉み屋の「めぐミカ」です。
名古屋の藤が丘駅徒歩2分の本格足揉み環(めぐり)で師範として、毎日この手で足揉みと整体、そして健康相談・日常生活の改善・予防・アドバイスをしております。

日頃考えている事、経験、学んだ事など、心と身体を健康にするお話をゆったりとしていきます。スキやフォロー、シェアをして、周りの皆さんも健康にしていきましょう♪

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