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育休から復職→そして転職、私の事例を紹介します

こんにちは!
【個人起点100%エージェント】株式会社ミライフでキャリアデザイナーをしている中尾恵(めぐもん)です!
ミライフでは、コーポレート系職種やグローバルポジションをメインに担当しています。
41歳という(超)高齢で子供を産み、2歳娘を育てながらフルタイムワーママしています。

日々、様々なキャリアのお悩みをご相談いただくのですが、
3月~5月くらいにかけて特に多くご相談いただいたのが
「育休から復帰後、私のキャリア、どうしたら良いですか・・」
という内容でした。
キャリアの停滞に関する不安、職場復帰後にやりたい仕事に戻れなかった、子供が小さいうちに転職をすべきか我慢すべきか等の様々なお悩みを、ワーキングマザーさんや、時にワーキングファザーさんからも同様のご相談をいただきます。

私は、2022年4月末に前職にて娘8か月の時に育休から復職をしました。
その時、私自身もキャリア停滞の不安、やりたい仕事に就きたいけど子供を優先して我慢すべきか、そんな心境を経験しました。

結果、私は復職から1年半後に前職を離職し、その2か月後に現職のミライフへと転職を果たしましたが、どのような形で転職を準備し、実現していったかについて事例紹介という形でお伝えできたらと思います。
同じような気持ちを抱えるパパさん・ママさんに少しでもお役に立てれば嬉しいです。

育休前の心境

妊娠前、私は前職で少しキャリアにもやもやを抱えていました。
当時は、11年間身を置いていた人材紹介の仕事から離れて、人事領域のSaaSプロダクトの事業立上に法人営業の立場から関わって1年が経過してました。
受注先企業も決まり、営業として一連の流れも習得し始め、まさに軌道に乗ってきたなと実感を持つのと同時に、心のどこかで物足りなさを感じるようになっていました。
物足りなさの原因は、端的に言うと、人材紹介でコンサルタントをしていた時の仕事内容に未練を感じていたからです。
人材紹介では法人・個人と両方に関わりますが、特に個人の方のキャリア支援にやりがいや充実感のようなものを感じていたことが多く、ここがまるっと仕事から無くなったことが、物足りない・・という感情に繋がっていました。

ただ、妊娠発覚後は心境は一転。
キャリアのもやもやよりも、「産休に入る日まで、何とか健康を維持して仕事をやり切る~!」という気持ちに変わりました。自分の体を労わりながら、自身が不在になっても後任が困らないように、ギリギリまで商談して受注見込を作ったり、引継資料を作ったりするなど整えていき、妊娠8か月で産休・育休へと入りました。

育休から復職前に再出現したこの先の不安

無事に子供を産み、保育園にも入れることが決まったので、産休に入ってから10か月後の翌年4月に復職することになりました。
仕事は、産休前と同じSaaSプロダクトの法人営業として戻ることも決まり、晴れてワーママ生活がスタート!となったのですが・・

改めて復職後に自身が関わる仕事のことを考えると、
妊娠発覚以降、一度は蓋をしていた仕事へのもやもや感、
「個人のキャリア支援に関わる仕事をしたい」
この感情が再燃することになりました。

でもまだ子供は8か月、子供が小さいうちは子供を優先して自分のキャリアは諦めるべきか、もやもやは日々大きくなりました。
妊娠前からもやもやしているということは、これはもう向き合うしかないなと覚悟を決め、とことん自分と向き合うことにしました。

転職実現までに実際に行ったこと

準備1:自己分析と目標決め、夫への宣言

もやもや解消するため、これまでの経験やスキルを棚卸しし、自分が本当にやりたいこと、得意なことや強みを再確認することにしました。
自分の心に素直に、一旦子供のことや現実を脇に置いて、「やりたいこと」を考えました。
考えた末、「いつかキャリア支援に関わる仕事に就く!」という目標を手帳に記入し、自分の方向性を定めました。
夫にも「仕事を変えたい!(近い将来のいつかね!)」という宣言をし、了承をもらいました。

準備2:周りの先輩ワーママにヒアリング

復職後、仕事内容を変えたいと思う私でしたが実際にそれが可能か、友人達に情報収集しました。
そうしたところ、復職後は「まず慣れた環境に戻って、ワーママという生活に慣れたほうが良い」とほぼ全員から言われました。
その助言通り、まず仕事と0歳の子育ての両立は思ったよりも大変で、慣れるまでにかなり時間を要しました。
さらに噂には聞いていたけど、最初の半年程度は子供が1週間に1回は体調を崩し、仕事を調整する場面が続出しました。
職場の人間関係ができている中だったので、どうしても対応できないアポなどがあった時は同僚にお願いすることもでき、助けてもらえました。
振り返った時、やはりワーママ初年度は「想定外の事態にも耐えうる環境」が大切かなと思いました。子供の体調や自身の働き方が安定していない状況で新たな職場を選んでいたら、少し無理があったのかなと思います。

準備3:資格取得に挑戦

「キャリア支援の仕事をしたい」という気持ちは固まっていたので、少しでも近づけられるように国家資格のキャリアコンサルタントの資格を取得することにしました。
勢いで試験に申し込みをしたのですが、実際は0歳子供×復職直後×独学というなかなかのハードモード・・。勢いで申込した自分を激しく呪いながらも、夫のサポート、いろいろなテクノロジーの力も駆使し、勉強期間2か月、なんとか1発で合格することができました。
大変だったけど、少し自信もついたし、目指す方向性に1歩近づけた気がして、モチベーションが上がりました。

準備4:転職以外の方法でやりたいことができないかを検討してみる

「キャリア支援の仕事に就きたい」と目標を立てていた私ですが、例えば副業といった形で目標実現できないか、についても検討しました。
前職では、副業は申請して許可がもらえれば可能だったので、すでに副業をしている同僚に情報収集して、申請方法や実際副業ってどう?と言った話を聞きました。当時、フルタイム勤務で復職していたこと、また夫の仕事がかなり多忙で、基本的に夜はワンオペだったこともあり、時間の捻出の面ですぐには難しいなと判断しました。
検討の結果、私の場合は副業ではなく、本業の時間帯にやりたいことをしよう!と決意しました。

準備5:夫の仕事が落ち着いたタイミングで転職の準備

私の夫は子供が生まれた当時は、かなり多忙な環境で仕事をしていたのですが、子供が1歳半くらいのタイミングで、在宅勤務ができて働く時間も短い職場への転職をし、家事育児への協力を積極的にしてくれるようになりました。夫の転職先に入社から半年後、ちょうど彼の仕事が落ち着いてきたタイミングで、私自身も新たな道へ進むために転職準備に入ることにしました。
そこから半年後、今のミライフとの出会いもあり、自分が希望していた仕事内容への転職を実現することができました。

最後に

育休後の転職について、私の事例について記載してみました。
私自身も、子育てとキャリアの両立に悩みましたし、自分のキャリアは諦めるべきではないかと何度も思いました。
でも、やりたいことはやりたい!ので、準備や計画を立てて、少し時間をかけて転職を実現しました。

大事なのは、下記の点だと考えます。
・自分の本当にやりたいと思う気持ちに蓋をせず、しっかりと認識する
・そこに近づくためにどのような方法があるか情報収集や計画してみる(無理ない計画が大事!)
・家族ともコミュニケーションをとり、自分の希望や計画を伝えて協力を仰ぐ

あくまで私の事例とはなりますが、少しでもお役に立てれば幸いです。

復職後のキャリア構築が不安・・
自分のやりたい仕事ができていないが、どうすべきか・・
子育てとキャリアの両立ってどうしたら良いの・・
子供が小さいのに転職って可能なの・・?

そんなお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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