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【フェムテック⑪通信】2022年日本のフェムテックまとめと予測(グロービスラウンジ第14回)
グロービス経営大学院の在校生・卒業生で開催している「グロービスラウンジ」。第14回目となる今回は「2022年日本のフェムテックまとめと予測」がテーマ。その内容と参加者の感想をお伝えする。
1.実態調査などによるフェムテック課題の可視化
①ジェンダーギャップ指数 G7最下位の116位
![](https://assets.st-note.com/img/1668346291017-n0j88tWLHM.png?width=1200)
②出生率反転 波乗れぬ日本
![](https://assets.st-note.com/img/1668346366472-rF5H9cRD5U.png)
③厚生労働省 更年期症状・障害に関する意識調査
![](https://assets.st-note.com/img/1668346491739-FwV8SucgZg.png?width=1200)
2.大企業×フェムテック企業の提携
①Flora×東洋紡で、バイタルデータ解説に基づいた、女性のメンタルをサポートするAIを検証
②Be-A×ミツフジ「経血量を計測できる吸水ショーツ」
③カラダメディカ、丸紅、エムティーアイが新会社を設立
3.福利厚生
①卵子凍結、企業で支援広がる メルカリやデロイトなど
②オンラインピル診療の福利厚生
③SOMPOひまわり、社員の健康支援 アプリや郵送で
4.資金調達関連
①不妊治療関連の資金調達が活発に
②D2Cの資金調達
5.注目領域
①PMS
②更年期障害
6.参加者の感想の一部
過渡期というのもあって、フェムテックという枠に様々なものが混在されていると感じました。それに伴い、フェムテックとフェムケアを明確に分けたほうが良いというご意見があり、私も深くこの分野を学ぶ必要があると感じました。
PMS不調を可視化する話、すごく興味があります。もしメンタルの部分と業績の部分が可視化して相関を見ることができれば、中小企業のように健康経営に疎い会社にも説得力があって、それを改善するために会社の対応が積極的になると思っています。
一年でいろいろ進んでいるようで、これから楽しみではあるものの、女性からするとやはり表に出しにくいところがあり、その秘匿性をうまく超えられると良いなあと思います。
不妊治療が保険適応になり、今後企業の管理職も職場内でサポートする体制が必要だと思っており、実際の取り組み例などご紹介されており、大変参考になりました。
フェムテックの今後のトレンドについて学ぶことができ非常に参考になりました。
7.イベント告知:11/28(月)開催 Femtech Community Japan
活動しているFemtech Community Japanでは、11/28(月)に「最新!国内外のFemtech動向に関する勉強会」のイベントを開催。
オンラインとオフラインのハイブリット開催となっておりますので、ぜひ会場orオンラインでお会いしましょう!