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八方美人。

今月いっぱいで今の仕事を辞めることが決まった。辞めることを職場の人にも報告した。辞めるとなってから態度に変化が見られる人もいる。良くも悪くもそういうのを感じる時、この人の本当の姿はこれなんだろうなと思う。

私が辞めるとなってから、「ここ何年もずっと辞めようかどうか迷っていたけれど、今回の話を聞いて、私も前に進む勇気をもらいました!」と打ち明けてくれた人がいる。その人が昨日急に、「私も辞めると上の人に話をしました!」と言ってきてかなりびっくりした。けれど、その人はとてもスッキリした様子だったので、良い選択だったのだろうと思った。

私が働きはじめてからのことしか知らないけれど、半年しか働いていない私から見てもその人は働きやすそうには見えていなかった。職場でのいろんなことが私には見えていたが、自分を守るために我関せずとするしかなかった。そのことを昨日は深く考えさせられた。

私はどうしても、良い人であろうとするところがある。でも、良い人ってなに?ってふと考えた。私がやってた良い人って、結局は人に良く思われたいだけの八方美人やん!と気づき、ガーンというか、一番なりたくない人をやってる!と思った( ̄▽ ̄;)確かに人と調和してスムーズに仕事をするためには時には嫌だと思う人と合わせなければならないこともある。しかしそういうことではなく、明らかに、それ、ちょっと良くないんじゃないか?とか、私はそうは思わない、という場面ではちゃんと線を引いて自分の意思や意見、そして態度を守るべきだったと思った。

それに気づいた私は、今後良い人を演じるのをやめようと思った。そうだ。私は良い人を演じていたんだ、、、そんなことはもうやめにして、目の前の出来事や人との関係を自分の目や感覚で見たまま感じたままにフラットに受け止められる人でいたいと思った。人に嫌われたくないからと思ってもいないことに同意したくないし加担もしたくない。凛として強くありたいと思った。そうあるためには心を強くいなければ。

良い人でいるって、ズルいことでもあるんだ。そうだ。八方美人をやってたんだな私は。誰からも嫌われたくない。だから自分を守るために八方美人をやってたんだ。弱い私はそうやって自分を守っていたんだな。“私は強くなりたい”それが今の私の一番の思いだ。


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