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人生の岐路に立った時の決断の仕方

人生は選択の連続だ。
どちらを選んだとしても、捨てなきゃいけないものが出てくる。

どうしようか?
どちらが正解なのか?
迷いに迷って決められないこともある。

私は基本的には決断力がありすぎて、もう少し慎重にいけばよかった...と思うタイプなのだけど、たまにはさんざん迷うこともある。

ところがある日、迷った時に役立つ良い方法を思いついた。
それは、次の方法だ。

それぞれを選んだ時に何を失うかをリスト化して比較する

この方法の特徴は、「何を手に入れるか」に注目するのではなく、「何を失うか」に注目するところだ。

例えば、仕事を辞めようか続けようか迷っていたとする。
そしたらその選択肢を🅰️🅱️の二つに分け、それぞれを選んだ時に失うものをリスト化していく。

🅰️仕事を辞めると失うもの
・安定した給料
・昇進した先の地位
・高いボーナス
などなど、思いつくだけ書いていく。

🅱️仕事を続けたら失うもの
・子供とのゆったりした時間
・手料理を作る時間
・働く場所を選ぶ自由
などなど、どんなに小さなことでもいいから、できる限り多く書く。

そうすると、片方のリストが長く、片方が短くなる場合がある。
その場合は、迷っているようで、実は自分の心は決まっているんだと思う。
例えば🅰️の仕事を辞めると失うものの方がとても長かったなら、本心は辞めたくないと思っている、というように。

また、こんなやり方も有効だ。

失うものリストの中身の確実性を吟味する

例えば、留学したいと思っていたとする。
そこで、留学した場合としなかった場合に失うものをそれぞれリスト化してみる。

🅰️留学したら失うもの
・数百万のお金
・日本の友達と会う時間

🅱️留学しなかったら失うもの
・自己成長の機会
・語学力アップの機会

だったとする。
そしたら次に、リストの中身が本当に失うのが確実なのか検討してみる。

数百万のお金については、奨学金を借りることはできないか?
日本の友達と会えないけど、代わりにビデオ通話をすることはできないか?
留学以外の自己成長の機会はないか?
日本にいても語学力アップすることは可能か?
というように。

もしかしたら、自分の思い込みや情報不足で、「失う」と思っているだけかもしれない。
失わないで済む方法があるかもしれない。
もし失わないで済むのであれば、リストの中身はかなり変わってくるので、大事なポイントだ。

最初の方にも書いたけど、この方法の特徴は「何を手に入れるか」に注目するのではなく、「何を失うか」に注目するところだ。

失うものをリスト化することで、自分が何を失うのを嫌がっているのか気付けるし、未来のリスクをある程度予測して回避することができる。
どちらを選んだとしても失うものはあるんだ、と覚悟することもできる。

このやり方で人生の決断をすると、ただ感覚や感情で選ぶよりも後悔の少ない結果になるのではないかな。

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