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ひとり→向かいあう→絆のバランスとは?

先日、コミュニケーションとデザイン、ディレクションの型(技法、在り方)について密室の小演劇的プレゼンのような場で、話す機会がありました。一人からグループやチームまで、それぞれの段階や入り方で、おこなえることに違いがあります。整理や振り返りも含めて、noteにもまとめさせていただきます。

● ひとりで  できること 
   考えはじめる → 熟考 → シュミレーション
(妄想たくさん含まれる)


・ひとり時間の使い方
状況リサーチから、市場や主流、社会的背景、それらが改変されてきた歴史までを静かにサッと最初は表面をなでるようにトピックスを追い、ひっかかる箇所や事象を深掘りしていくと、古くなり、スタンダードとして残り続けるもの <<--- >> 新しく、刺激や共感力の高いものが見えてきます。
古いと新しい の極点を合わせる「新しい発想を生み出すアイデア発想技法」を使い、妄想も膨らませながら、仮説を推し進めて本質と向き合う時間。

散歩しながら、書店で、カフェで、車内で、社内で、いつでも使える
ひとり時間の有効活用です。
余談:ひとり好きな私は、ひとり時間をフル活用しています。

● ふたりで  できること 
   聞く → 観察 → 相談 → 相互理解
(コミュニケーションの最小単位)

・ふたり時間の使い方
リサーチや仮説(妄想など)をベースに相互理解を深めるために、
意見を聞く<--- > 観察する <--- > 相談しあう = 安心感
へとつながる時間です。この時点で起きやすいこととして、持論に固執してしまうと、意見のぶつかりや対立、敵対視へと・・・
持論を手放し混合、合わせることで、相互理解の安心感と広がる知見をえていくことができます。

なんでも話す仲のその先に、寄り添う優しさが見えたりすると、
とても素敵と見えてしまうのは、理屈ではないかもしれません。
ふたり時間は、相互理解と広がる知見として深めていけます。

● チームで  できること 
絆ループ

・チーム時間の使い方
チームワーク、チームビルディングにはバランス感覚がキーポイントになります。意見を聞く=気づきから得られる信頼感 <--- > 訊くと効いてくる相互理解の関係性 <--- > 伝える、伝わる = チームワークの行動源は、しなやかな強さへとつながります。

ひとりで 地味に少しずつ。
ふたりで 観察、信頼深まり。
チームで しなやかな強さを得ていく。

働くの語源は、傍に寄り添い、相手を楽にする。
ライバルは、川の端と端にいて真ん中を川が流れている状態。
上流の源と海の始まりの端と端なら関係性が変わりそうです。。。

それでは次回も、コミュニケーションとデザインの関係性について。
それでは失礼いたします。


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