見出し画像

妊娠7ヶ月での医師からの告知と赤ちゃんからのプレゼント

妊娠7ヶ月の検診で
とても衝撃的なことが
医師から告げられました。

「赤ちゃんの頭が異常に
大きくなっています。
先天性の病気の可能性も
否定できないので、
胎児科で詳しく調べて下さい。」

ようやく忙しかった引っ越しも終わり、
少し余裕が出てきたころでした。




あと3ヶ月後の出産に備えて、
ベビーベットを買ったり、
ようやく赤ちゃんを
迎い入れることが
楽しみになってきていた、
そんな時期でした。

当たり前にきっと
「普通の子供」が
生まれるだろうと
思っていた私は、
その医師の言葉で
まるでハンマーで頭を殴られたような
衝撃を受けました。

そのままその大きな病院の
胎児科というところで、
たくさんの研究者のような医師たちに
囲まれる日々になりました。

私のお腹にいる大切な赤ちゃんは
医師たちからエコーを
様々な角度で当てられました。

彼らは、画像を見ながら
私にはまるでわからない
専門用語で議論をしています・・・

その様子を
半ばショック状態で
眺めながら、
私はとても惨めで
悲しかったです。

 1ヶ月前は、
ただ赤ちゃんに会えるだけの
平和で幸せな検診だったのに、
今は不安と心配と悲しみで
地獄のように
様変わりしていました。

私は赤ちゃんと一緒に
生まれて初めて
MRIにも入りました。

これから
沢山の初めて
を赤ちゃんと一緒に
経験するのだけれど
すでに
赤ちゃんは私の
心の中にあった
沢山の
『手放すべき』
感情に
気付かせてくれていました。

(続きます)

↓はじめから読む

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?